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Boa Tarde From Sao Paulo

3泊4日マチュピチュへの旅 ~ウルバンバ編~

2012.04.16 16:13

初代インカ皇帝パチャクテク王の

視線の先に広がる

クスコの街並み。タカ航空にて早朝サンパウロを出発、リマ経由でクスコに到着したのはお昼過ぎ。いよいよ3泊4日のマチュピチュへの旅が始まりました今回の旅の目的は「ゆったりのんびりマチュピチュ遺跡を堪能!」ということで(結果的には若干ビリっ!!とスパイスの効いた旅になったのですがそれは後程)まず第一日目は標高3399mのクスコから約80Kmにある標高2871mの谷間の町「ウルバンバ」に宿をとった花子家。事前に頼んでおいたホテルの専用送迎車にてアルマス広場↑にある

ラ・コンパニーア・ヘスス教会や

カテドラルや

インカの石材建築の精巧さに圧倒される石壁に囲まれた道などをちょこっと見学した後クスコ市内を抜けてウルバンバに出発!

快適な車内でこんな雄大な景色を眺めながら約1時間10分の移動。

心配していた高山病もクスコの街に着いた時に前頭部のあたりが若干ぼんやりした感覚があったもののウルバンバに向かう車中ではすっかり解消していました。

そして到着した「ウルバンバ」の街。ガイドブックによるとその標高の低さと温暖な気候からクスコ市民にとっての保養地とのこと。でもそもそも私たちがここに宿泊を決めたのは標高の低さ以外に是非是非泊まってみたいホテルがあったから。それがこちらの

"Tambo del Inka a Luxury Collection Resort & Spa"

約2年前に建てられたこちらのホテルは自分が今、ペルーの山間の小さな町にいるとは思えないほどのラグジュアリーな気分と最高のおもてなしを味わえる極上ホテル。しかも「マチュピチュ遺跡」行きの列車がこのホテルの敷地内から出発するので利便性も抜群。そしてまだ列車のことも含めて認知度がそんなに高くないので至って静かで価格もお値打ちと至れり尽くせりなのです!

アメニティーも清潔度も文句なしだし

ホットバスやサウナ、そしてプールも自由に使えるので

「泳ぐ!」

そして「浸かる!」(この時点で「高地では運動は控える」なんて高山病対策、全然忘れてしまっていたのだけれど特に問題なし)としばし移動の疲れをとり夕食までの間ホテルの外にお散歩に出かけてみました。

高地の乾燥していて澄んだ空気の中で時間がの~んびりと流れていました。

町の広場。噴水の先端はトウモロコシ!この日の夕食で初めて食べたのだけれど白に近い薄い黄色で粒が大きくて味と触感は「そら豆」のようなトウモロコシ。今まで食べたことのない味でとても美味しかったです。

途中、地元民の台所、食料品市場があったので中を覗いてみると

数10種類はあるジャガイモたちやトウモロコシ、穀物や豆や野菜やお肉たちやが。

日本だったら「みそ」とでもいうのでしょうか、様々なペッパー(唐辛子)とビネガーとニンニクのソース。路上で鉄板に焼かれたお肉とジャガイモにもこのソース、ペルー料理には欠かせないこのペッパーペーストを自分でも作ってみたくなり…

早速乾物屋さんのおじさんに「ポルトガル語」で聞いてみたらおじさん丁寧に作り方を「スペイン語」で教えてくれました

(左)「種はものすごい辛いからこうやってとってから作るんだよ~」(右)お留守番の花ちゃんにお土産の「乾燥小魚」   スペイン語とポルトガル語、もちろん違う単語もあるけれど基本、通じるところが何とも嬉しい!「ポルトガル語を勉強しておいてよかった~」と旅行先のスペイン語圏で感じる花子家だったのでした。

で、もっと簡単にソースが作れる粉上のパックも売っているとのことで(右下)本日のマーケットでの購入品、しめて5ソル(約150円)。サンパウロに戻ったら早速熟成ソース作りを楽しみたいと思いますそしてお待ちかねのホテルでの夕食

熱々のピタパン(左)とペッパーソースとジャガイモのムース、コリアンダー風味(右)

前菜はペルー料理の代表格「セビッチェ」(左)に3種のペッパーソースのジャガイモスープ黒子コショウ風味(右)(セビッチェにはあの噴水の先端にあったペルーのトウモロコシが。ちなみに奥のオレンジ色の付け合わせは人参ではなくサツマイモ)

メインはラムの燻製に南米原産の穀物「キヌア」添え(左)と家鴨の煮込みコリアンダー風味のリゾット(右)どれもオイルや塩加減が控えめでジャガイモや野菜の味を存分に生かしながらとてもさっぱりしている中にペルー唐辛子やコショウの風味があってもう最高!!!高山病には「アルコールは厳禁」なはずなのにペルービール、ワイン赤&白と何の心配もなく傍らで食事と飲み物を楽しんだ彼は結局この後も普段通りにお酒と食事を大いに楽しみこれっぽっちも高山病にならずに旅を終えたので結論としては「高山病は人による」んでしょうか…もしかしたら初日に標高のやや低いウルバンバにて1泊したことが幸いしたのかもしれないけれど(彼の場合は最終日のクスコでもビールを楽しんでいましたが…)心配して持ってきていた高山病対策として使われている緑内障の薬「DIAMOX」を高地入りする前に飲んでおくのをやめておいて良かったなあ~と。だって症状が出る前に薬を飲むのは「有害無益」ですから。

そんなこんなで1日たっぷり楽しんだマチュピチュへの旅、第一日目終了!明日はいよいよホテル敷地内の駅からマチュピチュ遺跡へ向かいますランキングに参加しています↓よろしければクリックをお願いします


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