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Boa Tarde From Sao Paulo

サルバドール観光ゴールデンコース☆前半

2012.05.01 23:15

この時期にしてはとても幸運なことにサルバドール2日目の朝も綺麗に晴れ渡って

旧市街のジェズス広場にある「バジリカ大寺院」(Catedral Basilica)の裏庭からの眺めは

海と空のブルーがとても美しく

1650年代に建てられたという寺院は朝日の光が全体的に色の抑え目な薄暗い内部を見事に照らして荘厳な雰囲気を醸し出していました。

1549年から214年間、ブラジル最初の首都として砂糖産業を中心に繁栄を極めたバイーア州・サルバドール。ポルトガルとはじめとする入植者の文化と奴隷として連れてこられたアフリカからの黒人文化と土着民インディヘナの文化が溶け込んで独特の雰囲気を作り出したサルバドールの旧市街はユネスコの文化遺産にも登録されていて見どころが満載!

まずはバジリカ大寺院のとなりに併設された「バイーア連邦総合大学医学部」にてお会いしたこの方…

なんと1920年代サルバドールで黄熱病の研究をされていた「野口英世」博士!!1000円札でおなじみのこのお顏、まさか日本から遠く離れたブラジルでお目にかかれるとは思ってもみなかったな~

お次はブラジルの代表的な18世紀のバロック建築である「サン・フランシスコ教会」

通称、「黄金の教会」と呼ばれているのが納得の金ぴかぶり!

先程の「バジリカ大寺院」に比べて彫刻や装飾の繊細さはややかける印象だけれどこちらはその金の量で圧倒されました。

キリストに抱き着く聖フランシスコ像。フランシスコ派のバイーア州最初の基盤だったというこの教会は植民地時代の混沌の中で様々な人々の想いを受け止めてきたのでしょう。

私が特にこの教会で魅かれたのはチャペルの金ではなく外の回廊に張り巡らされた37点のポルトガルタイル画。「妬むことはいやしいこと」「働くことは喜ばしい」などと書かれた1枚1枚のタイルを眺めながら1周するとたくさんの教えを受けたような気持ちになりました。

「その昔から人と犬は共存していたのね~」なんてCalorinaさんと話しながらサンフランシスコ教会を後にして次に向かったのは

石畳の道に植民地時代の建物が残る「ペロウリーニョ広場」

奴隷市場だった建物やブラジルの国民的作家「Jorge Amado」の記念館(写真左のブルーの建物)などがある旧市街の中心地。サルバドールの芸術文化団体「オロドゥン」がマイケルジャクソンと共演した「They Don't Care About Us」のもこの広場。

こんな感じで午前中は旧市街を巡ってお土産物を買ったりしてすごした私たち。(ちなみに私がサルバドールらしい油絵を買ったサンフランシスコ教会近くのお店「GALERIA DE ARTE KOISA NOSSA」さんはいろんなアーティストの作品が置いてあってとてもお勧めです!)既にお昼近く、お腹もちょうどすき始めたころ、「旧市街はまた後で戻ってくるから、ムケッカ食べにボートに乗ろう!」と私が行きたいようなところをヨクヨク分かってらっしゃるまたまたとっても魅力的な提案をしてくれたCalorinaさん

「あとでこのエレベーターに乗って夕日が沈むのを見るよ~」と車の中で教えてくれてまずはお昼ご飯にVamos!!!

向こう岸はただの住宅地、でも月~木曜日までしか営業していないという地元の人お勧めのムケッカが食べられる庶民派レストランがある船着き場に到着♪

次の船が出るまで約15分。「デザート先になっちゃうけどおいしいジェラートあるから食べよう」と船着き場の近くにあるこれまたお勧めのジェラート屋さんSorveteria da Ribeiraさんにて

数あるフレーバーの中からあのイヴェッチがビデオクリップで食べていたという「Coco Queimado ココケイマード(焦がしココナッツ)」(写真右の薄茶色)とこれまたサンパウロでは見たことのないフルーツ、「GRAVIOLA グラヴィオラ」(お兄さんが取っている白いアイス)をチョイス。焦がしココナッツのジェラートは淡いキャラメル風味がめちゃめちゃ美味しく初めて食べたグラヴィオラはライチとレモンのミックスしたようなサッパリ&スッキリのお味でウ・マ・シサンパウロにあったら通ってること間違いなし!!サルバドール、なかなか奥が深いぞ~~

そうこうしているうちに船の出発時刻が迫ってきたので片道1へアイス(約50円)のチケットを買って

「いざ、ムケッカ!!!」といっているのは私たちぐらいでこちらのボート、対岸の人たちにとっては生活の足。この日、太陽がギンギンで日差しがかなりきつかったのだけれど海で風を切って進むてボートは快適そのもの。

約10分のボート移動で対岸に到着して

ちょっとファベイラチックな地域を歩いて5分ほどのところにある一見普通のランチョネッチ風のこちら、「鶏の口」という意味のレストラン「Boca de Galinha」さん

中に入ると満員で大人気!!!

メニューは手書きムケッカ直球勝負!!って感じがなかなかすばらしい~

で、わたくし人生初のムケッカなり~~写真で机も含め何もかもみんな黄色ぽく撮れてしまったのだけれど右のエビたっぷりなのがムケッカ、左手前が「Pirão」というお芋をマッシュしたもの左奥が「Feijão frasinha」というタイプのお豆とオクラの煮たもの、

それをご飯にそれぞれかけてお好みでピメンタ(唐辛子)をかけていっただきま~す予想以上にサッパリしていていろんなハーブやスパイスが効いていてエビがごろごろ惜しげもなく入っていてご飯が進む!進む!!!São Pauloだとイタリアンパセリが使われるところをコリアンダーが使われているのもコリアンダー好きにはたまりません~~♪

オーナーのおじちゃんも

そのご家族の皆さんもみんな良い笑顔お宅にお邪魔して地元のムケッカを頂いたような温かい気持ちにさせてくれる素敵なお店。

ビーチを見下ろしながら海風に吹かれて食べられるロケーション(緑の矢印のところ)も最高でした。

「あ~お腹いっぱい」で再び対岸へもどった私たち。この日の午後の部は明日の続編にて!おまけ

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