渓谷を歩いて

こんにちは、日が落ちるのが早くなったと感じる日々です。鍋料理を作る頻度が多くなると冬になったなあ、としみじみと感じます。

先日、静岡県にある寸又峡温泉に行ってきました。秘境とも言われるこの街は紅葉が進み人々でいっそう賑わう季節を迎えています。

夢の吊り橋に一番近い「手造りの店さとう」さんでは山菜やとろろ，ワサビ等がのったお蕎麦を頂けます。ピリピリッとかなり辛い一味唐辛子がお土産として人気です。

世界の一生に一度は渡りたい吊り橋の一つとされている「夢の吊り橋」はエメラルドグリーンのダム湖や渓谷を一望することが出来る絶景スポットです。風が吹くと揺れるので、主人は少し怖かったようです（笑）紅葉だけでなく新緑の季節もきっと美しい眺望でしょう。

1時間半ほどの散策を終え、足湯カフェのある「晴耕雨読」さんへ。スローライフを感じられるとてもお洒落なカフェです。

アイスバーが人気ということでしたが、少し風が寒かったので熱いコーヒーとチーズケーキを頂きました。足湯カフェでは外の景色を眺められる足湯席で食べることが出来ます。足もとがチャプチャプしながらお茶をするのは初めての経験。よく歩いた足がホカホカと温まりました。

お土産にハンドメイドのガラススプーンを購入しました。柄の太さや歪みなど同じものは一つとして無く、味わい深い可愛いスプーンです。口に入れるとなんだか優しい舌触りがして私のお気に入りのひとつになりました。

鮮やかに美しく染まった森を見て、鳥の声を聞き、吸い込まれるような水の青さに心も身体も安らぐ旅となりました。