やっぱりHaji Laneが好き
旅行でシンガポールに来ていた頃、一番雰囲気が好きな街はブギスで、インターコンチに泊まって、アラビアンな世界を食べ歩き、ランプ屋を覗き、コーランの響きを聞いて散策したものでした。
最近また、やっぱりブギスは素敵だなぁと、よく出かけています。うちから遠いのに(電車だと30分くらいだけど、バスだと1時間半近くかかる)。この町は独特の異国感があって、同じシンガポールに暮らしていながらにして旅気分を味わえるので、ここに行くと気持ちがリフレッシュできるような気がします。
で、またしつこくも、YC(Yip Yew Chong)さんの壁画を見に行きました。今回は、Hotel Nuveの壁に描かれた、Kampong GelamとSatay Club。
サルタンモスクを柄に入れた絨毯が美しい。
絨毯に隠れる女の子のところに遊びに行ってみたり。
籠のうしろに、猫と、なんとピカチュウが隠れてる!
なぜピカチュウがここに?
おじさんの籠に、クマちゃんを入れてみたり。
サテーの屋台は、絵が低くて、入り込むのはちょっと難しかった。
この日は雲一つない快晴で、青空に金色のモスクが輝いて美しいと同時に、夕方でもかなり暑かった。
あまりに暑くて、アラブストリートのアイス屋の呼び込みに誘われて、めずらしくアイスを食べてしまった。
100%Halalと書いてあるから、どんなアイスかと思って食べたけど、普通の、というかコンビニのラクトアイスみたいな味でした。ここは観光地値段で観光地品質だな。
プラプラ歩いていたら、以前私が一人で見に行った壁画の近くまで行ったので、せっかくだからと夫と息子にも案内してみた。
そして、活気があって、やっぱり歩いて楽しいHaji Laneへ。
アイスコーヒーが飲みたいなと思ったら、自撮り写真をコーヒーにプリントするという#Selfie Coffeeという謎のカフェあったので、入ってみた。
コーヒーは、ホットでもアイスでも作れるようです。私はアイスコーヒーを選びました。そのあとにお店のiPhoneを借りて自撮り撮影。
セルフィーコーヒーは、すぐに完成。一見、フタが付いていて、フタに印刷したのかな??という感じだったのですが、アイスコーヒーに硬いクリームが厚く乗っていて、そのクリームにプリントされていたのでした。不思議!味はまぁ普通に美味しかったです。
インスタの、インスタによる、インスタのために作られたカフェ。
多分そのうちサラッとなくなると思うので、気になる方はお早目に。
シンガポールに来てから、全然服を買っていなくて、そろそろワンピースが欲しいなと思っていたけど、どうも欲しいものが見つからず。
生活圏のジュロンには、駅前のモールやアウトレットにたくさんのお店があって、ZARAの上級ブランドCOSや、giordano ladiesあたりは、シンプルなのにカッティングがきれいで、好きな雰囲気なのだけど、私が引越してきたくらいから秋冬物の品揃えになってしまって、暑いシンガポールで今着られるものは置いていないのです。
タングリンやホランドヴィレッジあたりの欧米人御用達のお店は素敵だけど、リゾートウェアに近くて、都会に行くときに着る感じではないし。シンガポーリアンが好むボディコンミニスカはとてもとても着られない。
お店はたくさんあるのに、着たいと思うもの、季節の合うものはなかなかなくて困っていたのですが…
このeighty twoというお店、店頭に着せてあった服がなかなか良さそうだったので、細い階段を昇って2階の細長い小さな店舗に行ってみたら、色がシックでシンプル、露出も控えめで、エスニック柄も控えめ、これを着て夏の日本に帰っても浮かない!という感じの洋服が並んでいて、良かったです。店員さんもおすすめ上手で、ちゃんと私の希望と体系に合うものをすすめてくれました。
家で洗濯できてノーアイロンで着られるラクチンなシンプル黒ノースリーブワンピだけど、前に長めのスリットが入っていて、形がとってもきれい。値札が付いてなかったけど、思わずコレくださいと言ってしまって、お値段を聞いたらS$55で安心しました。笑
いつも冷房の効いている部屋で過ごして、移動は車のマダムなら、裏地の付いたしっかりしたワンピースでも着られるだろうけど。
暑い中歩いてバス乗って移動する子連れ庶民は、涼しくて、すぐ洗濯できて、でもアクセサリーやバッグや靴を変えればそれなりにキチンと見える服が良いの。
袋から出したばかりでシワっぽい写真ですみません。
他にもまだ気になる洋服があったので、また行ってみよう。
歩き疲れた頃に、夕食時。
THE SINGAPURA CLUBのハッピーアワーで軽く一杯。
夕暮れ時、カンカン照りの夕日が落ちて、少しだけ涼しくなって、テラス席で夜風に当たるのは幸せな時間。
今日のタイトル「やっぱりHaji Laneが好き」は、昔好きだったTV「やっぱり猫が好き」をもじったのですが、Haji Laneには猫がいっぱいいました。
細い階段を昇った2階にある小さなヨガウェア店に入ったとき、息子が「テーブルの下に猫がいたよ」と言っていて、覗いたら猫の置物があったので、それは人形だよ…と言ったのですが、お店を出てドアの注意書きを見たら、「Please do not let cats go outside」と書いてあって、本物の猫ちゃんだったようです。
私は猫アレルギーで触れないけど。猫好きな方にとっても、きっと散歩が楽しい街。