バルク買いとは何??メリットデメリットを不動産投資に詳しいFPが解説
MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。
不動産投資をする上で、押さえておきたい用語がございます。
それはバルク買いです。今からバルク買いについて説明していきます。
バルク買いとは何か???
バルク買いは、区分所有アパートやマンションを複数戸一気に取得する方法です。
区分所有マンションの場合は総戸数の1部屋を購入するわけです。
それに対してバルク買いは、アパートやマンションを一部屋だけでなく総戸数の中で複数の部屋を購入する方法となります。
バルク買いのメリット・デメリット
先ほどバルク買いについて説明をしましたが、次にメリット・デメリットについて説明していきます。
バルク買いのメリット
バルク買いのメリットは以下のメリットがございます。
・高い稼働率を狙える
・場合によれば運営方針を自分で決めれる
・出口戦略を考えたら有利
この3つとなります。
バルク買いも、メリットもあれば、デメリットもございます。
バルク買いのデメリット
バルク買いは、説明したように1つのマンションやアパートの総戸数のうち複数戸を購入するためリスクヘッジが難しい点や賃貸需要がないエリアに手を出してしまった場合はすべての部屋が空室になってしまう可能性がございます。
バルク買いをするのであれば賃貸需要の高いエリアでの購入がお薦めです。
駅から徒歩10分圏内であることや専有面積が広すぎないこと、マンションの総戸数が20戸以上であること、家賃が妥当な物件、バストイレが別々で、オートロックそして宅配ボックスがあること、最後におしゃれな間取りでなく一般的な間取りがお薦めです。
立地としては23区内が一番のお薦めですが、少し東京は高いなと思うのであれば、神奈川県の横浜市や大阪市や名古屋市も考えても良いかもしれないですね。
不動産投資は利回りが良いとやっぱり魅力を感じてしまうかもしれませんが、利回りが高い=空室率は少ないというわけでもありません。
利回りが高い物件が案外空室率が高かったりする場合がほとんどといえます。
まとめ
バルク買いは、高稼働率を狙えることや場合によっては自分で運営方針を決めることも可能であることも一つですね。
ただ一つのアパートやマンションの何部屋かを購入するため、リスクヘッジが難しい点は気を付けた方が良いですね。
それでもバルク買いを考えるのであれば、賃貸需要の高いエリアや資産仮の高いエリアに絞って購入するのも一つです。