桜のアーチ 福寿院

元応元年（１３１９）に智真上人の開基と伝えられている福寿院。

桜のアーチを毎年楽しみにしています。

満開にはまだ早いころの写真です。

角度を変えてみると、こちらの門からは都庁が望めます。

門をくぐって、少しのところまでは入ったことが２度ほどありましたが、本堂にはお参りしたことがなかったのです。

なんとなくそこから先に入って行きづらくて。

ただ、境内の弁財天の存在を知ってから、一度きちんとお参りしたいなと思っていて、桜の力を借りて奥まで歩を進めてみました。

本尊の薬師如来像は、弘法大師の作と伝えられていて、一体を当院に安置し、他の一体は新井薬師の本尊としたと言われています。

この本尊は霊仏であり、今日でも秘仏となっているそうです。

こちらの弁財天は、井之頭の弁財天の娘であるとの言い伝えが残っています。

薬師如来像のもう一体が新井薬師に在ること、井之頭弁財天のことは、後日詳しく調べてみようとインターネットで検索していて知りました。

お参りした翌日に、新井薬師へ。

またその３日後は吉祥寺へ出かける用事があり、井之頭弁財天へ。

なぜか関係のあるところに導かれていました。

きっとご縁があるのでしょう。

これからもお参りに行こうと思います。