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若者・若手が知るべき真の『世界の構図』

2022.04.26 06:05

【政治・軍事・経済論説】 日本の中堅・シニアのほんの一部だけが、世界の構図を分かり始めている。若者・若手は逸早く世界の構図を知り、振り回されない様にされたい。さもなくば、現在の中堅・シニアの様に金だけを作り続ける、金にしか価値観を有しない、娯楽だけを追求し続ける家畜に成り果ててしまう。


令和四年三月六日の論説で記した様に、先ず日本の構図は『日本主義』vs『新共産主義(ユダヤ財閥主義、グローバル金融資本主義)』。新共産主義は「共産主義+新自由主義」。リベラルも含む。


俗に新共産主義は左派・右派や革新・保守等と切り分ける。わざわざ対立・分断を煽りたい。そして、日本人の全員が弱った所で日本を買い占め、オーナーと成りたい。日本人は奴隷として優秀だからだ。日本は「資本主義」と「社会主義」を巧くブレンドさせてきたので、どちらかに振り切る事を好しとしない。日本人らしく生きる為の中道であった(平成バブル崩壊前まで)。


金に塗(マミ)れた政治家や五十年、百年後の強い日本を考えない政治家は、新自由主義の奴隷となった。新自由主義は資本主義に振り切っていたので、富めるシニアと若者・若手の間で較差が広がった。



<世界の「vsユダヤ主義」>

 世界はどうか。『〇〇主義』vs『新共産主義』の構図に変わりない。ロシアは報道現在で新共産主義陣営と戦争をしている。『スラブ主義』vs『ユダヤ主義』。基本的にグローバル金融資本にはユダヤ人が裏で絡んでいるので、ユダヤ主義。


中国は『中華(漢民族)主義』vs『新共産主義』。中国は共産主義だが、漢民族仕様に変えており(新共産主義に与する気が無く)、ロシアと敵が共通の為に中露は近い。


米国はやや構図が異なる。「第一次世界大戦」以降、米国そのものが新共産主義だからである。米・中銀FRBが政府所有ではなく、民間所有という異常な状態(民間がドル紙幣を刷れる)で分かる通り、一部のユダヤ財閥が米国を「第一次世界大戦」前から支配奪取を目論み、「第二次世界大戦」の共産主義(民主ルーズベルト)政権にて達成した。



米国はユダヤのもの

 詰まり、米国はユダヤ財閥のもので、米国人のものではない。これは驚くべきだ。中銀もCIAもFRBも軍のトップの米統領も、ユダヤ財閥群がずっと支配し続けている。米国は実質ユダヤ国家と言えよう。現在のウクライナも同じで、統領がユダヤ人。


当時の米国人民は、エイブラハム・リンカーン(己巳)元統領等が英ロスチャイルドと戦ったが敗けた(暗殺された、兎に角すぐ殺す)。その後に勃興した米ロックフェラーが第二次大戦からメインとなり、現在では『米国人民主義(共和党)』vs『新共産主義(民主党+旧・共産党)』の構図となっている。括弧内の政党は大筋であり、細かく視ると両サイドが入り混じっている。


依って「共和トランプ」vs「民主バイデン、クリントン」となった。一昨年の統領選で分かる通り、共に七千万票を獲得しており、百六十年振りに第二次『南北戦争』が勃発しかねない。米国人民がユダヤ支配に気が付き、米国奪還に傾いたからに他ならない。米メディアは圧倒的に民主党寄りだ。




<戦後体制(レジーム)>

 欧州は、米ロックの意向が強い「EU」の名の下に統制経済を実現(自由な国債発行の禁止等)。嫌気が差した英ロスの本拠地・英国はEUから離脱し、独立志向を目指している。第二次「日英同盟」の言葉が英首相から出たのも、米ロック系に支配されない為だ。


新共産主義の目標は、ユダヤ財閥による『独裁ワンワールド(世界統一政府)』。英ロス系のカール・マルクス(戊寅)の「資本論」を実現したい。その為に新共産主義はソ連を造り、第一次大戦後のドイツの経済復興を助け、第二次大戦へと誘った。この時に日本も巻き込まれ、『枢軸国』vs『連合国』の構図を現在に同じプロパガンダにより作られた。日本は当時の共産主義政権である米ソによって、比較的有利な日ソ戦(日独挟み撃ち)を回避され、圧倒的に不利な日米戦争に誘われた。


第二次大戦後は『資本主義』vs『社会主義・共産主義』の構図を作った(冷戦)。具体的には、米国を筆頭に新共産主義は、中国へ出資し、現在の様な軍事・経済大国に仕上げた。その間、ソ連は崩壊し、新たに「民主主義ロシア(対義語は帝政ロシア)」が誕生。中露共にユダヤ財閥から出資されたものの、掌を返しているのが現状となる。



志ある日本の中堅・シニア

 第一次・第二次大戦や各種戦争、コロナ・ワクチン商売等、基本的には新共産主義が仕掛けており、存分に儲けている。事実、世界的に格差は拡がっている。


令和四年時点では、中露北と米・共和党が新共産主義と対峙している。インドとフィリピンは距離を置く。賢い。


日本は平成バブル崩壊後、中堅・シニアが新共産主義(新自由主義)に阿(オモネ)てきた。従って、若者・若手は搾取対象となり、生きる事そのものが厳しくなってきている。新共産主義による奴隷化が進んでいるのが現実ではないだろうか。今では子どもから堂々と消費税を盗る。


併(シカ)し、若者・若手を代弁する『報道府』の登場により、一部の日本主義の中堅・シニアが闘志を燃やし始めた。中堅・シニアは劣勢であるが、若者・若手は異なる。その賢さも相俟って急速に、右でも左でもない、保守でも革新でもない日本主義がエリート層から沸き起こりつつある。



最終戦争に備える

 米国人民は、百六十年振りに新共産主義と真っ向から戦い、ユダヤ国家からアメリカ国家に戻そうとしている。三度の『米統領選』に向け、本年十一月に「中間選挙」で激突する。愛国心と拝金(奴隷)主義との戦い。百六十年前も当時は英ロスである新共産主義と戦った。この南北戦争(南・アメリカ連合国vs北・アメリカ合衆国)では米国人民主義は勝利したが、政治で敗けた(リンカーン暗殺)。その後、幾度も米国人民は、JFK(丁巳)元統領等で挑戦したが、その都度も家族も含めて暗殺されてきた。


米国史上最大の内戦が起こりつつある。これは中国も同じ。経済が崩壊しそうな中国は何時、空中分解してもおかしくない状況だ。その中国も秋に「党大会」が待っている。世界二大国にヒビが入っている。戦う相手は、ロシアに同じ新共産主義。


世界第三位の日本も同じく岐路に立っている。全ては若者・若手次第。先ずは国会等の議会で若者・若手の議員が増える事。全ての政策は、日本主義を基本とする事。そして経済で志ある中堅・シニアと共に、新共産主義に阿る中堅・シニアを打ち負かす事。


何時、最終戦争『第三次世界大戦』を新共産主義から仕掛けられても良い様に、備えなければならない。憲法九条さえあれば、世界大戦に巻き込まれない、なんて訳が無い。

(了)