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マヤ

『W旦那+(プラス)』第32〜33話 (臣のマンション①)三代目妄想劇場

2017.11.15 04:35


自宅のバスルームで湯船に浸かっている臣。



理愛と一緒にマンションに帰り、荷物の片付けをしている間に、先に理愛が入浴を済ませた。



理愛が入った後は、お湯もすっかり入れ替えてあり、一番風呂のようになっている。



ゆっくり風呂に浸かりながら、

この10日間をどう有効利用するか考えている。



(理愛さえ首を縦に振れば、誰に気兼ねすることもなく、愛し合えるのに…)



そう思いつつも、相方のことが気になる。



(あいつ大丈夫かな?悪い夢でも見たのか?…それとも…)



ザバッっと勢いよく湯船を出て、シャワーの前に腰掛ける。



(理愛の後って、掃除が終わったホテルのバスルームみたいで…髪の毛一つ落ちてない)



(風呂に入った後、わざわざ掃除してるのかな?)



(顔には出さなくても、色々気を遣ってるのかも?)



シャワーをひねると同時に、バスルームのドアを叩く音がした。



「旦那さま?」



「ん?理愛、どうかした?」



「お背中流させてください」



美しい声がそう告げた。



(えっ⁉︎そんなこと…初めてだ)





「ちょ…ちょっと待って」



慌てて腰にタオルを巻く。



ドアの所まで来て一瞬ためらった。



(まさか裸で立ってるんじゃ?)



(もしそうだとしたら、俺…我慢できなくなる)



深呼吸して、気持ちを落ち着かせ聞いてみる。



「理愛…なにも着てないの?」



「いえ、旦那さまのバスローブをお借りしてます」



(ああ…ツアーのガウン…)



少しホッとした。



そっとドアを開けてみる。



臣のガウンを着てウエストをベルトで結び、白い素足だけ見せている。



「どうしたの?理愛…珍しいこと言うね」



「しばらくお会いしてなかったので、お背中くらいならと思って…」



「ん…じゃ、お願いしよっかな?」



笑顔を見せる臣。



「タオル落ちたりしたら、見ちゃダメだよ」



「えっ?は…い」



理愛の頬が少し赤くなった気がした。



広めのバスルームにイスを並べ、

臣のたくましい背中を洗う理愛。



臣は滝に打たれる修行僧のように、

しっかり目を閉じて、瞑想中のような顔をしている。



「お湯かけます」



「理愛にもかかっちゃうね」



「ガウンは後で洗うので、大丈夫です」



バスルーム全体にいい香りがたちこめている。



臣も香水はつけているが、それとは別の、脳内を刺激するような、甘くてとてもいい香りがする。



(理愛…なんの香水使ってるんだろ?)



背中の泡をすっかり流しきると、いきなり理愛が後ろから抱きついてきた。



「理愛⁉︎」



自分の胸に視線を落とすと、真っ白で細い腕が臣の両脇から伸びていて、腰辺りに絡みついている。



「待って…理愛、この状況じゃ俺…セーブできないよ」



「旦那さま…」



「ん?」



白い手が臣の腹筋辺りに、軽く爪を立てる。



「私が欲しいですか?」



「……」



少し間があり、臣の唇が開く。



「欲しいって言ったら?」



「今夜なら…大丈夫ですよ」




End