精読指導の視点。
2017.12.05 14:34
英文の長文読解指導を中学3年生のテストを終えた
グループから本格化させています。
学校教科書のUnitもほぼ終わっているということで
スタートをさせてゆきました。
改めて、文章を精読するということの重要性を
生徒たちに指摘してゆきます。
私が分からせるような指導ではいけません。
この子たちには高校生になってから独学で精読を
していかなければならないのですから。
精読の基本は、SVOCMがきちんと区分されて、
文節がきちんと見えているかどうかが1点目、
特にVについて、文法的に正しく意味を捉えているかが2点目、
長い文において、接続語のつながりや、
副詞句・副詞節や形容詞句・形容詞節が
捉えられているかという点が3点目です。
難しい言葉はあまり要りません。
直訳をさせてみるとはっきり、どんな
理解に基づいて読んでいるのかが分かります。
英語の得点が控えめな場合は、大抵雰囲気で
英文を捉えていることが多く、細かい違いとかを
あまり気にかけない傾向があります。
多様な文法が使用される長文読解問題集です。
教科書のように、これから使用される文法の
解説などはなく、自分で識別する難しさ?は
あるかもしれません。そこに慣れていくための
トレーニングが、現在のトレーニングなのです。