ブラスバザーでYip Yew Chongさんの壁画探しと、日本発のスペシャルティカフェ「KURASU SINGAPORE」
12月に入り、息子の学校の面談も終わり、今週末~来週は学校のクリスマスイベントで慌ただしくなりそうで、バタバタとTerm1が終わってスクールホリデーに入りそう。
スクールホリデー期間は、私と息子の2人で日本へ帰る予定なので、日本でやらなければならないこと、やりたいことを詰め込んだら、あっという間に2017年を駆け抜けていきそうな気がします。
最近はまっているYCさんの壁画探しも、2017年のうちにできるだけ回っておこうと思って(一時帰国して年が明けたら、気持ちが続かないかもしれないので)、また行ってきました。
今回は、ブラスバザー駅周辺、Waterloo St.の壁画へ。
チャイムス近くでバスを降り、シンガポールアートミュージアムの前を通って、Waterloo St.へ。
この辺りは、教会や、歴史ある白壁の建物が多く、ヨーロッパのような街並み。
Waterloo St.の両側の歩道をしばらくぐるぐる回ったけれど、壁画は見つからず…壁を覆って工事している建物がいくつかあったので、もしかして工事中で見られないのかも??と諦めそうになったところで
GoogleMapが示すのもここだし、壁画の住所 51 Waterloo Streetと同じ「51」と書かれた建物。案内板を見ると、語学スクールや子供の習い事教室が入った建物のよう。入っていいのかわからない雰囲気だったのですが、ベビーカーを押し歩く人が中を通って歩いていったので、私も入ってみました。
あった!
通路と扉とその内側の壁に、描かれていました。
「National Library & MPH」
本の一冊一冊が丁寧に描かれているのと、少年と司書の会話が聞こえてきそうな雰囲気、いいですね。
「National Theatre & Odeon Cinema」
上映中らしきSTARWARSは初期の作品ですかね。
「Army Market & NCO Club」
うちの辺りでもよく見かけます。兵役につく青年たち。
シンガポールには兵役があり、永住権を取ると男児に兵役義務があるため、移住組の間ではその話はよく出るのですが、韓国やヨーロッパの兵役義務がある国から来た家庭の多くは、お父さんが兵役経験済みなので、シンガポールの兵役は学校の延長のような感じだから自国の兵役よりも良い制度なのではないかと言う話を聞くこともあります。兵役がない日本人からすると、文化・生き方の違いに驚きますが、日本に兵役がないことのほうが、驚かれることが多い。男児を持つ母としては考えることの1つ。息子が18才になる頃には、世界はどうなっているか、わからないけど。
YCさんの壁画のほかにも、いくつか絵がありました。
こんなところに、ひっそりとある、アート空間でした。
で、またいつものように、壁画とセットのカフェラテ休憩をしたくて、Googleで美味しいカフェを探して、シティホール駅のほうへ歩きました。
何やら、「Kurasu」という、京都発の個性的なカフェがあるようで…
日本各地のスペシャルティコーヒーロースターと提携して、月替わりで個性あふれるコーヒーを紹介しているスペシャルティカフェだそうで、日本では京都のみ、海外で唯一シンガポールに出店しているのだとか。
面白そうなので覗いてみたくて行ってみましたが
Level2にあるはずだけど、「Kurasu」という店名が載っていない。
Level 2は、Co-Working + Offices??
とりあえずエレベーターで2階に上がると、会社の受付のようなカウンターがあり、やっぱり間違えたか?と思って引き返そうか迷い、それでもやっぱり「カフェあります?」と聞いてみたら、右手の奥まった一角がカフェ「Kurasu」でした。
しゃれたレンタルオフィスフロアの一角にあるカフェなのですね。
ソファスペースで会議している人がいたり、およそただの主婦には縁のないような空間にやってきてしまって、なんでここに来たのか、自分で可笑しくなってしまった。行き当たりばったりの散策は面白い。
カフェオレは、深みがあって泡もきめ細やかでアートも丁寧で美しく、美味しい。最近、あまり好みではない酸味のあるタイプのカフェオレに当たることが何度かあったので、ここは好みの味でした。
シンプルな器も素敵。
来月、夫の実家にも泊まりに行くので(夫は帰省しないのに!)、京都のお店にも行ってみようかな。
Kurasuが入っているODEON TOWERS。
散策ついでに裏側から歩いてきたのですが、表に出てみたら、ラッフルズホテル、ラッフルズシティやチャイムスのすぐそば。
いくらでも表通りにカフェがある場所で、わざわざビルの2階の片隅のカフェに行くなんて、お店の人は「あんた、なんで、どうやって来たの」と思っていたんじゃないでしょうか。