ロッククローリング パワー計測 低速制御システム ジムニー
2022.04.04 03:32
アトリカ特製低速制御システムのセッティング中の車両ですが、実際のところどれくらいエンジンが低回転でも止まらず粘ってトルクが出てるのかわかりやすくしたい!
って事で秤を買ってきて低速制御装置付きのジムニーとノーマルコンピュータのジムニーを比較実験してみました。
エンジン回転数は低速制御システム付きのジムニーの方は700回転付近に設定し、ノーマルジムニーの方は調整出来ないので標準の950回転程で、どちらもアクセルは踏まずにアイドリング回転でクラッチ操作だけで駆動を伝えていって、エンジンが耐えられなくなってエンストするまで計測して最大の荷重を測ろうという計画です。
動画の1台目がギヤ比やタイヤサイズが同程度でノーマルコンピュータのジムニーです。
アクセルは踏まずにクラッチを繋いでいくとエンジンがエンストギリギリで辛くなってきた辺りで約580kg程度、エンストの瞬間に最大値になって620kg程でした。
そして動画の後半で計測しているのが低速制御装置付き車両です。
こちらもアクセルは踏まずにクラッチ操作のみでエンストするまで計測するはずでしたが、結果は荷重約980kgでタイヤが4輪とも空転を始めてしまいエンストせずに計測しきれませんでした。
因みに2台ともタイヤが滑らない様に助手席にも人を乗せて、荷台にもセメント袋やら重りを載せたにも関わらず、前後デフロックしたタイヤを4輪ホイールスピンでした( ̄▽ ̄;)
その時のエンジン回転数は700回転程で耐えています。
もっとタイヤがグリップしてくれれば1トンの大台に乗りそうですね。
しかし考えてみると、自重を上回るパワーなのでタイヤのグリップを考えなければ理論上は垂直の壁をアイドリングで登れる事になりますかね( ̄▽ ̄)b