初めての議会を終えて
春の「麗かな季節」とは言えない4月の初め、皆様どのようにお過ごしでしょうか?
私は選挙が終わり怒涛のように過ぎていった3月を惜しむ間も無く今日を迎えています。
さて、先の3月の定例会は私にとっては人生初めての、そして改選後の初議会となりました。
私は建設常任委員会を拝命されました。元々、工務店で働いていたのでおあつらえ向けだねと言われましたが、実は「建築」と「建設」には違いがあって
簡単に言うと住宅関係が「建築」で
住宅ではないビルや施設などは「建設」と言われています。なので「建設」は初めてなのです。
ど素人ではないかも知れませんが、民間企業と行政とでは進め方や考え方に違いがあると思うので民間企業で働いていた経験がある私なりの視点でもしっかりと審査していきます。
そして、「一般質問」では以下6点について質問しました。
①町田市のアプリの認知度の低さについて
②粗大ゴミのリユースについて
③小中学校の体育館の利用について
④インクルーシブ公園及びインクルーシブ遊具の設置について
⑤カーブミラーの設置状況について
⑥アーバンスポーツの整備について
議案に関係なく、市の行政全般について、市長や教育委員会等の執行機関に対して見解などを問う質問です。
https://www.gikai-machida.jp/g07_Video_View.asp?SrchID=7225
こちら一般質問の録画になりますのでお時間とご興味ございましたらご覧ください。
私は30分ですが、他の議員は持ち時間の1時間をみっちりやる方もいます。
一つずつ簡単に説明していきます。こちらは私の解釈で文言を分かりやすいように簡素にしており、市の公的な文書とはなりませんのでご承知ください。
①町田市のアプリの認知度の低さについて
町田市では道路の破損などを通報するアプリ「まちピカ町田くん」、地域に合わせたごみの出し方、分別、ごみ出し日などもプッシュ通知機能や動画像などでお知らせしてくれるものです。しかしこの二つのアプリですがあまり認知されていないように私は感じました。
そこで今後の周知活動や課題について質問しました。
町田市民の方でまだご存じない方いらっしゃいましたらこの際にご利用ください。
↓「まちピカ町田くん」
https://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/sumai/road/syuuri/michipika.html
↓「ごみ分別アプリ」
②粗大ゴミのリユースについて
私は社会人になってから引っ越しが多く、荷物や粗大ごみについては持っていくにしろ、捨てるにしろ費用がかかるので毎回悩むところでした。
町田市は他の自治体に先駆け、回収した粗大ごみを再生し、展示販売を行なっていました。
そこで私は都内の他市や近隣の川崎市も協定を締結しているインターネットを介した譲渡や販売を行なっている民間企業と町田市でも連携してはどうかの質問及び提案を致しました。
この件については、研究・検討中とのことです。
③小中学校の体育館の利用について
薬師中でバスケットボールをしておりますが、体育館が滑ったり軋んだりしているのを私自身も感じており、こういった不具合がある際にはどういった対応をしているのかを質問致しました。
当該の薬師中でも春休み中にワックスがけをすると早急な対応をして頂きました。
④インクルーシブ公園及びインクルーシブ遊具の設置について
皆様、インクルーシブ公園、インクルーシブ遊具はご存じでしょうか?
東京都のガイドラインによれば、障がいの有無や国籍などに関わらず、あらゆる子ども達が一緒に遊べる遊具広場となっております。またインクルーシブとは包含(ほうがん)性。すべてを含むという意味があります。つまり互いの違いを理解しあい、支え合いながら遊ぶ場の事をインクルーシブ公園と言います。
そのインクルーシブ公園ですが
都民ファーストの会所属の東京都議会議員が、アメリカで育児をした実体験を踏まえ都議会で提案したことで2020年3月に都立砧公園内にオープンしました。この取り組みがマニフェスト大賞でグランプリを受賞しただけでなく、日本初の取り組みとしてメデイア報道等により多数取り上げられ、瞬く間に都内各地や日本中に導入の動きが広がっています。
そこで町田市での設置予定を質問したところ、南成瀬の天神原公園に設置予定とお答え頂きました。
懸念されるのが「遊具を設置しておしまい」という事例が増えてきていることです。
このインクルーシブ公園の最大の目的は「その地域にインクルーシブなコミュニティーを育てていく」ということにあります。
そのためには公園の設計段階で、障がいのある人や地域の多様な人たちによって「みんなで楽しめる公園」についてアイディアを出し合うワークショップなどを開催し、
完成した後もみなさんが継続的にボランティアやイベントなどで継続的に公園運営に関わり続ける工夫をすることが必要です。
そうすることで、多様な人たちが一緒に楽しく過ごそうとするコミュニティーがその地域で育っていきます。
先行自治体の豊島区では、区内各地の6つの公園で整備し、
学校の校庭にもインクルーシブ遊具を設置したりして「身近な各地域にインクルーシブコミュニティー」を育てているほか、
学校の課外授業でインクルーシブ公園を訪れて「どのような工夫や配慮があるか」を探検して学ぶという機会にもつなげています。
品川区では特別支援学校の子どもと、地域の小学生による、インクルーシブ公園ワークショップの内容を活かした公園がこの4月にオープンする予定です。
町田市においても、せっかくインクルーシブ遊具を設置するのであれば、それを好機と捉えて、インクルーシブコミュニティーを育てていく工夫を合わせていしてく必要がありそうです。
更に詳しいことはこちらに!
⑤カーブミラーの設置状況について
こちらは選挙中も訴えさせて頂き、現在の設置数、設置基準、デメリットについて質問致しました。
⑥アーバンスポーツの整備について
2020TOKYOオリンピックでも新競技として注目され、
種目としては日本人選手も好成績を残したスケートボード、サーフィン、スポーツクライミング、自転車のBMXフリースタイル 、3人制のハーフコートでのバスケットボールなどがございます。
オリンピックに採用された背景として、若者のスポーツ離れを懸念してのことだと認識しております。
私自身はバスケットボールを未だ現役で楽しんでおりますが、幼い頃からバスケットボールはできる場所が少ないと感じております。
そこで今後の設置予定について質問致しました。
そして悲願とも言える3人制バスケットボールのコートの整備が2ヶ所、
またスケートパークも整備予定とのことです!
アーバンスポーツの中には、特殊な設備などを必要としないものもあり、利用されていない空間、商店街・中心市街地・大規模 商業施設内などで発生している空きスペースの活用にも適しているとされています。
引き続き近隣住民の方々にもご理解とご協力を頂きながらニーゼロニーゼロ東京オリンピックのレガシーとしても整備を進めて頂けるようにお願いをしました。
このように内容はほぼ自由です。
そして市民の皆様の声を議会に反映する貴重な機会でもあります。
質問するにあたり関係部署の職員さんと現状や今後の予定などをヒアリングするのですが、特に私はこの時に町田市の現状について多くのことを知りました。
そして市民の皆様から寄せられた声で知ることもあります。
私が一人で皆様の地域をくまなく回るには膨大な時間と体力が必要になりますので、勿論駅頭にも立たせて頂きご意見などお待ちしておりすが、お気づきのことなどございましたらお気軽にご連絡ください。↓
✉️nakagawa.machida.1st@gmail.com
そして本日は建設常任委員会ともう一つ拝命した
町田市交通安全推進協会委員の第一回目の定例会に出席しました。
気になったのは、
2021年の交通事故ですが
・事故発生時間帯は8時〜10時
・事故を起こしてしまった年齢は20〜50代
この二点について共通しているのは
通学、お仕事に行かれる方であります。
春は新学期や新年度など何かと賑わう時期でもあります。
また二輪車の事故も増えているようです。。。
このブログでは大した影響力がないのは私が一番知っておりますが
せめて、読んでくれた方々は是非お気をつけください。
事故を起こした場合、殆どが車両が「悪く」なりますが
歩行者の場合でも、危険横断、信号無視、それに歩きスマホ
などで自分が犠牲者になる可能性もございますが、避けようとして車が事故を起こしてしまうことも留意していただければと思います。
↓ご参考にどうぞ
書き始めるとついつい長くなってしまいます・・・
って打ってる最中に地震が立て続けに2回も・・・
ウクライナ、地震、コロナウイルスと気を揉むことが多いですが、
明日も楽しく過ごせますように!!