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1-7棚卸資産の廃棄=廃棄損を計上しましょう。

2022.04.05 00:12

1-7棚卸資産の廃棄=廃棄損を計上しましょう。

会社の会計をまとめる上で大切なことの一番メに、棚卸しがあります。

さて、月末・期末時点で、棚卸ししていますか?

棚卸の他に、

損耗

劣化

陳腐化

した棚卸品もカウントしていますか?

棚卸方法も、1点々カウントするものもあれば、重量で棚卸するものがあります。


原材料等も同様に、とらえる必要があります。

スタッフさんは、

この部分の明細があれば、客先から、一度聞き取っておきましょう。

毎月、棚卸しをしてみましょう。


1-7-1棚卸方法。

実際の商品量を確認することを「棚卸(実地棚卸)」といいます。

方法は、

1.在庫の数を数えます。

2.在庫金額を算定します。

この在庫を棚卸資産といいます。

期末時点の、売れ残り商品は、売上原価に入れられません。

棚卸資産は、「在庫」のことです。

棚卸資産の種類としては、

(1)販売するために保有する資産

(2)製造中の資産

半製品・仕掛品(建設業除く)

   ・未成工事支出金(建設業)

(3)工場の短期間の消費資産

原材料、工場消耗品等

(4)管理部門の短期間の消費資産

貯蔵品(事務用貯蔵品、消耗品、消耗工具、器具および備品)

です。

棚卸資産に、含み損がある場合は、「棚卸資産評価損」を計上する必要があります。

仕入の時期がかわれば、単価も変わります。

どの単価を設定するか考慮の必要があります。

一度、整理してみましょう。



1-7-2棚卸方法。 その2

通常、仕入帳・商品有高帳などで、帳簿上在庫を管理しています。

実地棚卸は、毎月、四半期・半期・期末に、行っています。

実地棚卸のポイント

(1)実地棚卸の責任者を決めます。

実地棚卸日の決定。

棚卸しの対象範囲決定。

「実地棚卸計画書」および「実地棚卸マニュアル」を作成します。

(2)実地棚卸の事前説明会。

実地棚卸は通常2人1組で行います。

(3)事前に、商品・製品の整理整頓。

(4)重量換算法の採用。

重量換算法 

(総重量÷1個の重量=数量)

(5)棚卸原票(実地棚卸を行うための記入用紙)

ひとりが在庫のカウント、もうひとりが棚卸原票へ記入。


参考に、してみて下さい。