【四谷①031】四谷片町
町番号:四谷①031
町名:四谷片町
読み方:よつやかたまち Yotsuya-Katamachi
区分:町丁
起立:1880(明治13)年9月
廃止:存続
冠称:1911(明治44)年4月30日まで「四谷」
現町名:新宿区片町、荒木町
概要:古くは豊島郡野方領市谷村に属し、はじめ市谷本村の一部で、1672(寛文12)年に代官支配地となり、片側町であったので「本村片町」と称した。1713(正徳3)年、町奉行との両支配地となり、「市ヶ谷片町」として分立。1828(文政11)年の家数57軒(町方書上)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年、四谷坂町飛地と俗に「蓮池の組屋敷」と称した御先手組屋敷地を併合。同年の戸数85・人口345(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府牛込区に属したが、1880(明治13)年9月、四谷区に編入となり、「四谷片町」と改称。「此辺武家退転の後は、久しく田園にてありしが、近年に至り之を埋築して家屋を建て列ねたり」(画報)。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市四谷区に所属。1943(昭和18)年7月1日、東京都四谷区に所属。その際、一部を荒木町へ編入。1947(昭和22)年3月15日、東京都新宿区に所属。
住居表示の実施により、1984(昭和59)年11月5日に一部(道路のみ)を市谷本村町に、1986(昭和61)年2月24日には一部(道路のみ)を市谷仲之町に、1986(昭和61)年11月4日にも一部(道路のみ)を住吉町に編入し、2009(平成21)年2月16日には片町の大部分に、市谷本村町の一部(道路のみ)、住吉町の一部(道路のみ)を併せて現行の片町の町域とした。なお、町域北東端の市谷本村町寄りの区域は住居表示未実施。
撮影場所:四谷片町
撮影地:新宿区片町4番(曙橋下)