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(スポーツの)「再試合(する)」を英語で言うと?

2022.08.30 22:00

おはようございます、Jayです。



今年4月3日にサッカーJ2リーグ第8節でモンテディオ山形とファジアーノ岡山が対戦しました。

その試合で審判の競技規則の適用ミスがあって再試合する事を決定しておりましたが、本日その再試合が行われます。

この「再試合」を英語で言うと


「再試合」“rematch”リーマッチ)


例:

“There will be a rematch today.”

「今日再試合が行われます。」


“re”(再び)+“match”(試合)=「再試合」

では「再試合する」という動詞は英語で


「再試合する」=“rematch”(リマッチ


例:

“They'll rematch the April-3rd's game due to referee's misinterpretation the rules.”

「審判の競技規則の誤った解釈により4月3日のゲームが再試合されます。」


“‘match’と‘game’の違いって何?”

どちらも複数の意味がありますが、「試合」という意味ではどちらも同じものを指すのでどちらを使ってもOKです。

しいて言うなら、イギリス発祥のスポーツは“match”を使い、アメリカなどそれ以外で発生や使われているスポーツの試合は“game”を用います。

ですのでゴルフはスコットランド(イギリス)発祥なので“golf match”と言いますし、アメリカ発祥の野球は“baseball game”と言います。(もちろん“golf game”でも“baseball match”でもOK)


“じゃ~例文で出てきた「サッカー」はイギリス発祥だから‘match’?”

もちろん“soccer match”でも問題ありませんが、“soccer”と使っているのは日本やアメリカなどイギリス以外の一部の国なのでより多く耳にするのは“soccer game”です。

イギリスでは「フットボール」(football)と呼ばれているので“football match”と呼んでいます。

アメリカで“football”というとアメリカンフットボールで、アメフトの試合は“football game”と呼ばれています。

ちょっとややこしいですね。😓

ちなみにサッカーや野球のように「試合」を“game”と呼ばれているものでも「再試合」は“regame”とは言わずに“rematch”です。


気になっている方もいらっしゃるかと思うので再試合する事になった審判の競技規則適用ミスについてです。

ゴールキーパー(GK)にバックパスされたボールをGKが手で扱ってそれが“決定的なゴール機会の阻止”としてレッドカード(退場)となりました。

味方選手から蹴られたパスをGKは手で扱ってはダメで、キックしたりヘディングなど手以外でボールを扱う必要があります。(ただし意図的なパスではなくクリアなどであればOK)

このファールがあった時は相手チームの間接フリーキックというものから再開で、反則をしたGKにはイエローカード/レッドカードのお咎めなしです。

しかしこの時パスされたボールはGKの横をすり抜けてゴール一直線で何もしなければおそらくゴールでした。

本来は先ほど申したようにGKにカードなしの相手チームの間接フリーキックで再開なのですが、審判はこれを“ゴールの決定的機会の阻止”として退場処分としたのです。

どちらのルールも理にかなってはいるのですが、最終的には審判の判断ミスとなりその後の試合進行に大きな影響を与えた(片方が審判のミスで一人少ない状況で戦った)となり再試合となりました。

“再試合”と言っても試合開始から始めるのではなく、間違った判定があった前半11分で相手の間接フリーキックからです。

ちなみに↓こちらがその再試合の元となる試合です。(問題のシーンは0:35~)


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