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Classic Music Diary

Are You Still Somewhere ? (Harp)

2022.04.05 14:09

Lavinia Meijer              SonyClassical 96Khz/24bit

オーケストラの一員としてのイメージが強いハープをソロ楽器として定着させようと様々なジャンルの音楽に挑戦しているラヴィーニア・マイヤー。1983年韓国生まれだが2歳の時にオランダの家庭に引き取られそこで育ったので名前を見ただけではアジア人とはわからない。

SonyClassical移籍後2015年にフィリップ・グラスをハープで弾いたユニークなアルバムが印象的だった。4年をかけて作り上げた今回のアルバムでも、自らの作品、坂本龍一、ポストクラシカルなど幅広いタイプの作品を取り上げておりハープが時代遅れの楽器でなく可能性のある楽器だということを示している。自作曲をアルバムタイトルとしている。

どういう繋がりなのかロック・レジェンドのイギー・ポップが最後の12曲目に参加したりしているのも面白いと思った。