手で歩く9
2017.12.10 22:55
人間は平面で話しが終わってしまうということはありません。
上下がありますからね。
高さがある訳ですから高さにも蛇がいます。
蛇はエネルギーの流れということですよ。
実際の蛇じゃ~ありません。(笑)
そして身体にも背骨という蛇があります。
いわなくてもわかると思いますが背骨は前後に蛇行しています。
蛇行することが前提として作られている訳です。
前後には最初から蛇行する為に必要な形がありエネルギーを通しやすいように作られています。
見た目は真っ直ぐのように見えますがね。
移動した時には平面上に移動方向に蛇を描きます。
その過程で上下にも蛇を描きながら移動しています。
もう一つ大事なことは全ては回転するということです。
移動時には、右足と左足で捻れを作っています。
それに伴い骨盤は前後しながら上下して回転を作っています。
左右にも傾きを作りつつ捻りながら腰から下の回転を吸収します。
そして首はその逆方向に捻りながら頭を支えます。
頭位軸は常に重力軸に沿わせるようにしながら移動していきます。
だから真っ直ぐ目的地に着くために目を通して情報を得ながら進める訳です。
疲れるとこの動きが横揺れに変化します。
捻れなくなってしまうのです。
捻れを起こすというのは捻れたまま止まった状態のことです。
捻れを起こして元に戻ってを正確に繰り返していたら身体の疲れは極小になります。
歩行時にはこの動きがキチンとできるかどうかで決まってきます。
上下左右前後
3次元で動いています。
この空間の中をどの位置も居つかないことです。