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「赤の他人」はなぜ赤なのか

2022.04.05 21:53


赤の他人

(まったく縁もゆかりもない人)

真っ赤な嘘

(まぎれもないウソ)

みなさんも上記のコトバを

一度は耳にされたことが

あるかと思います。

「黒」や「白」など

さまざまな色がある中で

なぜ「赤」なのか気になり

調べてみることにしました。

調べてみると

主に2説あるそうです。

1つ目は

「明(あか)い」が転じて

「赤」になった説。

「はっきりと」という意味の

「明(あき)らか」が

「赤(あか)」へ変わっていき

「明らかな他人」が「赤の他人」へ

変わっていった。

そして「全く違う他人」

という意味が「赤の他人」になった

という説です。

2つ目は

仏教用語説。

仏前や墓前に供えられる

「水」を意味する「閼伽(あか)」が

転じたという説です。

つまり

「閼伽のように冷たい関係の他人」

イコール

「赤の他人」という説です。

以上2説。

どちどちらかというと

1つ目の「明るい説」が

有力だとされています。

赤は強くハッキリとした

お色味ですので、

何かをより強調したいという背景から

「赤」になったのでしょうね。

しかし私は、

この「赤」について調べるまで

「赤」は「血液の”赤”」だと

思っていました。

「血が異なる」

イコール

「血縁関係ではない」

イコール

「遠い(他人)関係」

ですが、

「血液の赤説」にしてしまうと

親交がある友人でさえも

赤の他人になってしまいますよね。

また、

「真っ赤な嘘」の「赤」を

「血液の”赤”」としてしまうと

「血液をもって(命懸けで)嘘とする」

のようなニュアンスに

なってしまします。

なんともヘビーな印象ですよね。

それはちょっと違うなぁ、

と思った次第です。

「赤の他人」も

「真っ赤な嘘」も

「血液の”赤”」ではなかったですが

私たちに流れる血液の色は

みんな赤です。

(血液の色がミドリ、ピンクなどの

方がいたら教えてください😳)

「人間」と聞くと

”肌色”をイメージします。

「人間」を色で表してください

と言われたら私は

「肌色」とこたえると思います。

ですが

本当は「赤」と答えるべき

なのかなと思いました。

これは個人の解釈の自由ですし

表現の自由ですので

「赤」を押し付けているわけでは

ございません。

あくまでも私のご意見です。

肌色はさまざまです。

黄みがかった肌

桃色がかった肌

青みがかった白い肌

黒みがかった肌

しかし赤色は

濃淡の差はあれど

「赤」一色だと思います。

私たち人間に流れる血の色は

みんな同じ「赤」です。

血の色に血を重ねても

「赤」なのです。

私の「赤」は

あなたの「赤」です。

あなたの「赤」もまた

私の「赤」です。