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探偵はBARにいる(映画)

2018.01.29 00:00

『探偵はBARにいる』(たんていはバーにいる)は、日本の探偵映画のシリーズ。大泉洋・松田龍平主演。東直己の推理小説シリーズ『ススキノ探偵シリーズ』を原作とする。

第1作『探偵はBARにいる』は2011年9月10日に、第2作『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』(たんていはバーにいるツー ススキノだいこうさてん)は2013年5月11日に、第3作『探偵はBARにいる3』は2017年12月1日に公開された。第3作以外はPG12作品になっている。

アジア最北の歓楽街北海道札幌市「すすきの」のバー「ケラーオオハタ」に入り浸る私立探偵とその助手・高田が、ある事件に巻き込まれながらもその真相を追っていく、ハードボイルドもの。シリーズタイトルにもなった第1作タイトルは、『ススキノ探偵シリーズ』の第1作『探偵はバーにいる』からとられているが、この小説第1作自体は映画化されていない。監督の橋本一(第2作まで)を始めとして、脚本の古沢良太、脚本・プロデューサーの須藤泰司、音楽の池頼広と、東映・テレビ朝日製作のテレビドラマシリーズ『相棒』の主要なスタッフが参加している。


第1作は丸の内TOEI1他全国251スクリーンで公開され、2011年9月10、11日の初日2日間で興収1億7,021万6,900円、動員12万8,800人を記録し、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場1位となった。特に北海道エリアの盛り上がりが大きく、道内の一部劇場では首都圏主要劇場を上回る集客数となった。このヒットを受け、続編の製作がただちに決定している。

第24回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞を受賞し、第35回日本アカデミー賞では7部門にノミネートされた。

2013年5月12日には、第2作の公開に合わせてテレビ放送されている。


第1作ストーリー

根城とするススキノのバー「ケラーオオハタ」に電話してきた「コンドウキョウコ」を名乗る女性の依頼で、とある弁護士を揺さぶった「探偵」は、帰り道「どう見てもその筋の方々」に拉致され、雪原に生き埋めにされる。辛くも脱出した「探偵」は、このままでは済まさないと、調査を開始する。依頼は、2年前の札幌の再開発計画絡みの放火殺人事件とその実行犯の変死、1年前の実業家暴行殺人事件に関連すると思われたが、放火されたビルから遺体で発見されたのが「コンドウキョウコ」であったと知り、困惑する。後日探偵は、かつて放火ビル地である会館を訪れ、弁護士である南を尋ねるが彼は放火事件とは全く関係ないと否定する。捜査が難航する中、探偵はクラブオーナーの沙織と出会う。彼女は殺された霧島の元妻であり、彼女自身も犯人を恨んでおり、彼女も探偵に犯人の捜査を依頼してしまう。


監督

橋本一

脚本

古沢良太

須藤泰司

原作

東直己

『バーにかかってきた電話』

製作

鈴木武幸

神山郁雄

木下直哉

日達長夫

畑中達郎

鈴井亜由美

古玉國彦

村田正敏

萩谷忠男

岩本孝一

山本晋也

大辻茂

古賀太


製作総指揮

平城隆司


出演者

大泉洋

松田龍平

小雪

西田敏行

高嶋政伸


映画『探偵はBARにいる』予告編


始めに結論から申しますと、素晴らしい探偵映画です。

原作ファンですので、内容は素晴らしいことは間違いないとわかっていたのですが、映像にすると、なかなかうまくいかない部分も出てきて、ストーリーをなぞるだけの映画になったり、イメージが違ったりするものですが、この映画はそういう点もクリア出来ています。

私は「俺」のイメージがデブヒゲモッサリの作家さん(東直己)のイメージを持っていたのですが、大泉洋さんも、かなりしっくりきていました。

そして何より小雪ですよね。

すばらしい演技で、映像化が彼女の演技で成功を決定づけたと思います。

点数にして95点。

マイナス5点は何でしょうね。

「俺」がデブヒゲモッサリじゃなかった点か、すでに劇場で一度見てしまっていた点か、自分でも良くわかりませんが、100点にはしたくないのですが、でも文句なしの殿堂入り映画です。