つんく♂「言いたい事、伝えたい事をテキスト化。」と|PRODUCERS 二〇二二
【ビジネス報道】 令和四年三月三十日に東京・原宿にて、グローバルプロデュース(代取:光畑真樹)は『PRODUCERS 二〇二二』を開催した。
各界から九名のプロデューサが集結。これからの時代に必要なプロデュース力について議論やユーザからの質問に答えた。イベントにはエンタメ プロデューサであるTNS・つんく♂(戊申)代取が登壇し、プロデューサに必要な要素等について対談を行った。
始めに主催・光畑代取(戊午、写真上)は「音楽だけでなく、様々なビジネスにプロデューサの要素があると思う。」と。各界のプロデューサ同士、熱の籠ったトークはおよそ二時間程に及んだ。つんく♂代取との対談では、今コロナでやるならどんな事をやるか、天才じゃない人間がヒットを生むコツ等を聴いた。
平成四年につんく♂は、ロックバンド「シャ乱Q」のヴォーカルとしてデビュー。当時二十四歳。その後年後の同九年に「モーニング娘。」が誕生。二十九歳からプロデューサ業を開始。元々はシャ乱Qのヴォーカル オーディションの落選者から選抜された女子達。
翌十年にメジャーデビュー。以来、シングルCDで「オリコントップ10」の作品数は、令和三年十二月に七十作となり、日本歴代一位をキープし続けている。喉頭がんを患い、平成二十六年に声帯を析出して声を失ったが、報道現在も精力的に活動を続けている。
<Pに必要なもの、余り必要無いもの>
今回の対談の中で、つんく♂代取が挙げたプロデューサに必要なもの六つは以下。
- イマジネーション
- 判断力
- 適応能力
- 指示力(説得力)
- カリスマ力
- バランス力
つんく♂代取は一から五を超え、最終的に六の人間的なバランス力を特に重要視した。更に、プロデューサに余り必要無いものにも言及。拘り・プライド・ロジカル(理屈)・過去事例・頑固の五つを挙げた。
的確に言いたい事を伝える為につんく♂代取は、最後にアドバイスとして「言いたい事、伝えたい事をテキスト化する事。」と強く主張した。EメールやSNS等で簡単にテキストを相手に送れる時代だからこそ、今一度原点に戻り、テキストを大事にする事が今後必要かもしれない。
更なる対談の詳細は以下の取材映像より。
撮影:岡本早百合
画像:Teenage Solution/よしよししてほしいの/ビートの惑星/アップフロントワークス