アリア
2017.12.07 03:54
羊たちの沈黙でレクター博士が愛聴していることでも有名なアリア。
32小節、32音のバス主題(ピアノでいうと左手)からなるアリアが様々な形を変え30の変奏曲になっていく。
変則的な16変奏曲、16小節からなる3,9,21,30変奏曲以外は全て16小節で前半と後半に分けられている。(出た!数字)
16小節ごとに繰り返し記号があるのだが繰り返すかどうかは演奏者に委ねられている。様々な録音が残されているが、それぞれ違う。今回は全て繰り返しありで演奏します。
このアリアをバッハ先生世に遺してくれてありがとう!
もはや説明不要。
ただただ美しい。
少し背景を説明するとアリアはバッハが二番目の奥さんに送った(最初の妻とは死別)アンナ.マグダレーナ.バッハのための音楽帳(1725年)に既に書かれている。
おそらくバッハの家庭でも好んで弾かれていたのだろう。