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テマヒマ

真直

2022.04.07 09:18

「あった~、あった~っ!」

という2人の小学生の歓喜の声。

確かにそんな声を挙げたくなるぐらい分かり

にくい、隠れ家的な場所にあるテマヒマ。

その声の後に現れたのは、小学生のお母さん

かお父さんかと思いきや自転車を押した82歳

のおじいさんでした。その手にはたかつき

days(高槻市の広報誌)が握りしめられてい

ました。



その3時間ほど前、あるお電話がありました。

「高槻のの広報誌を見て感銘を受けました。

とても体にいいものを扱ってらっしゃる。

是非お味噌を欲しいので送ってもらえますか?」

「お味噌は発送はしておりませんで。。。

どちらにお住まいですか?」

「城北町です(テマヒマから徒歩20分ぐらい

のところ)。お店の場所はJRの方ですか?」

(でJR高槻駅からの行き道を一通りご説明して)

「また行かせてもらいます。その時は電話させてもらいます」


結局電話は無かったのですが、どうもそのご

老人はお越しになるまでに何人もの人に道を尋ねたのだそうです。最後に聞いた小学生の

子たちが一生懸命探して案内してくれました。


お電話を頂いた時から、その方はすごく真っ

直ぐな方なことが伝わってくる感じで、その

真っ直ぐさは、きっと大変なこともあるだろ

うけど、小学生がそうだったように、心を打

つ、というか、人を動かす、ということもあ

るのだろうと思います。


お味噌を量っている間、本を読んでお待ち頂

いていましたが、お買い物を終えて、自転車

に乗って帰って行かれました。


この話は、催事中の出来事で、僕が直接体験

したことではありませんが、店主(うちの奥

さん)から聞いた出来事でした。月曜日に、

芥川のお店から高槻阪急の催事場を梯子して

くれた、店主のお友達に

「お店どんな感じでした?」と聞いた時に

「次々とお客様お越しでしたよ。お味噌を買いに来られた方もいて」

と教えてもらってたのですが、そのお味噌を

買いに来られた方がその方だったのですね。

ちなみにそのお友達の娘さんは、テマヒマ通

信をファイリングしてくれています。



こんばんは。


暮らし、味わう。


民藝と発酵をモノサシに

食を通して暮らしの豊かさを提案する

古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。


今日は木曜日ですが臨時休業を頂いて、店内の片付けをしていました。明日より通常営業

です。11時オープンで皆様のお越しをお待ち

しております。

ランチのご予約状況ですが、11時半が2組で残

り10席とお席に余裕がございます。


今日も一日お疲れさまでした!

好い夜をお過ごしください。


タイトル画像はもちろんそのご老人の自転車

ではなく、テマヒマ号です。