自分でやってみた療養費の申請
てぷらすマッサージ治療院 山崎です。
お問い合わせがあったときすぐに開始できるようにと
準備を進めていた医療保険適用による訪問マッサージ。
以前お勤めして訪問マッサージをやっていた時は
療養費の申請は会社の事務のかたが全部引き受けてくれていたので、
1日にたくさんの方を担当していて、施術に集中できる環境でした。
なので、お金関係や同意書のことなど自分でやったことがありませんでした。
毎月の申請作業を代行してくれる会社もたくさんありますが、
一人でやっている治療院ですし、担当できるご利用者様の人数も限られますので、
自分で療養費の申請手続きをやってみることにしました。
医療保険を使わせていただくので、申請を提出する手続きがありました。
平成31年から はり、きゅう及びあん摩マッサージ指圧については
施術者等が患者等に代わり療養費の支給申請を行う「受領委任制度」が導入されています。
受領委任というのは、受領委任を取り扱う施術者が、患者に医療保険で定める施術を行い、患者等から一部負担金を受け取り、患者等から療養費の受領の委任を受け、患者等に代わって療養費支給申請書を作成のうえ保険者等へ提出し、療養費を受け取る取扱いのことです。
ということなので、受領委任を取り扱う施術者にならなくてはいけません。
神奈川県なので、
関東信越厚生局 神奈川事務所へ申請書類を提出です。
(現在は管理者になるための講習が必要となっています)
申請書は色々とあり、どれが必要でどれがいらないのかわかりずらーい!!
言い回しがややこしい HPを読んでいるけど内容が頭に入ってこない感じでした。
講習が必要になる前の平成30年のうちに申請手続きを済ませました。
申請してから一ヶ月半くらいしてから
「療養費受領委任の取扱いの承諾について」が届いて、一安心。
随分前から受領委任申請をして、去年はHPを作ってみたりと準備を進めておりました。
営業を始めようかと思うと新型コロナ感染症が急拡大に。
積極的営業活動はしていなかったのですが、
今年になりご縁があって 訪問マッサージを開始させていただきました。
いざ 療養費の申請をしようとしたところ
書類がたくさん わからないことが盛り沢山( ノД`)シクシク…
療養費の申請の前に、もう一つ申請が必要だったのです!
知り合いに届け出は済んでいる?と聞かれて
すっかり受領委任のことだと思っていた私は
とっくにおわっているよ~ とのん気に返事をしていました。
神奈川県国民健康保険団体連合会HPから
ダウンロードした療養費支給申請書に記入をはじめると
「機関コード」??? これなんだろ?
知人に聞いてみるとやっていなかったの~と。
神奈川県内の
市町村国保、国民健康保険組合または後期高齢者医療制度の
加入者にかかる療養費支給申請は
神奈川県国民健康保険団体連合会(国保連)が指定する提出方法で取扱いされています。
なので、
国保連から支払いをうけるには、
こちらに、施術所情報を登録し、
療養費の申請に必要な「機関コード番号」を設定してもらわなくてはいけなかったのです。
届け出をしたらすぐに手続き開始とはなりませんので注意です。
毎月20日締め切りで翌月の初めに登録のお知らせが届きます。
最初に療養費支給申請を出さなくてはと記入し始めて
機関コードが必要と知ったのは月末。
翌月の20日締め切りで、翌々月に機関コードのお知らせが届きました。
で、療養費支給申請は10日締め切り。
初めての申請までたどり着くのに時間がかかってしまいました。
順調にいけば提出した月の翌月末に振り込まれるようです。