【小石川①059】西青柳町
2017.12.09 04:36
町番号:小石川①059
町名:西青柳町
読み方:にしあおやぎまち Nishi-Aoyagimachi
区分:町丁
起立:1697(元禄10)年
廃止:1723(享保8)年
復活:1730(享保15)年頃
廃止:1966(昭和41)年12月31日
冠称:なし
現町名:文京区音羽二丁目、目白台二丁目
概要:古くは豊島郡雑司ヶ谷村のうちか(備考)。護国寺領3ヶ町の1つ。1697(元禄10)年、護国寺領100石のうちに町屋起立の指示を受けたが、家作人がないので、奥女中・青柳が拝領町名は「青柳」の名を採り、同時に起立した東青柳町に対する。1713(正徳3)年に町奉行支配となる。1723(享保8)年、享保改革の岡場所弾圧により町屋は取り払われ、寺社奉行支配となったが、1730(享保15)年頃から再び町屋が起立。1745(延享2)年、また町奉行支配下となった(備考)。化政期(1804~1830年)の家数36軒(町方書上)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年までに付近の武家地を併合。同年の戸数23・人口133(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府小石川区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市小石川区に所属。1943(昭和18)年7月1日、東京都小石川区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都文京区に所属。
1967(昭和42)年1月1日、住居表示の実施により、音羽二丁目、目白台二丁目に編入となり消滅。
撮影場所:西青柳町