マーケットニュートラルとは??海外投資専門のFPが解説
MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。
今日はマーケットニュートラル戦略について説明していきます。
マーケットニュートラル戦略とは何??
マーケットニュートラル戦略はあまり聞いたことのない言葉だと考えられます。
中にはオフショア投資などの資産運用関係の本を読んだことのある方でしたら聞いたことがあると思う人もおるでしょう。
マーケットニュートラルは市場に対して中立なポジションを取る運用手法で、代表的なものとして、株式マーケットニュートラルです。
次に株式マーケットニュートラルについて説明していきます。
株式マーケット・ニュートラル戦略とは??
株式マーケット・ニュートラルは、最初の説明で考えていけば株式に対して中立なポジションを取る運用手法であり、株式市場の上昇時か下落時かに関係なく、株式銘柄において正当な価格より割安なものを買い越し、価格が上がりすぎた割高銘柄もしくは該当する株式指数を空売りをしますが、その際買越しと空売りの比率を常に同一にします。
株式マーケット・ニュートラルの説明が終わりましたので、株式ロングショートの説明と株式マーケットニュートラルの違いについてお話します。
株式ロング・ショートの説明と株式マーケットニュートラルとの違い
先ほど株式マーケット・ニュートラルの説明をしましたが、比較するとなれば株式ロング・ショートとの比較になります。
株式ロング・ショートとは、ヘッジファンドの原点といわれており、現在でも業界資産3分の1を占めていると言われ、最も運用残高が大きい投資戦略といわれています。
この戦略のポートフォリオはロングとショートの双方のポジションを同時に保有してますが、常に買い越しポジションの総額が空売りポジションの総額を上回っいる状態のことを言います。
そのため市場との相関性は高いので、その分ベータリスクがあります。
株式マーケット・ニュートラルと比較すると買いポジションに集中するか売りポジションに集中するかの違いといえます。
株式マーケット・ニュートラルは積極的に収益力の向上を狙っていくに対して、株式ロングショートは、ロングとショートのポジションをうまく組み合わせて市場の動きに関わらず運用成績を向上させることが狙いです。
まとめ
今回の内容は難しかったと思いますが、これから老後資金や住宅資金そして教育資金を貯めていくのであれば、この手法を抑えておいても損はないかと思います。
これからは不動産投資以外にもヘッジファンドのことや株式投資、投資信託に関する記事も書いていきます。