掲載情報『リラックスアロマテラピー』205号「香りの世界 香りと文学」『ラバ通りの人びと』執筆
アロマテラピーのワンテーママガジン『リラックスアロマテラピー』195号(2021.4.20号)が発売されました。 205号では特集「香りの世界 香りと文学」のコーナーで、ロベール・サバティエ著の『ラバ通りの人びと』の物語で描かれる香りについて執筆しました。 作中料理の作製と写真撮影も担当しました。
<写真> オリヴィエをとりまく女性たちからの香りの贈りもの――紙のお香アルメニア紙、ジャスミンティー、オレンジの匂いのクレープ
『ラバ通りの人びと』は1930年代のパリの下町モンマルトルを舞台にしたローベル・サバティエの自伝的小説です。物語の舞台モンマルトルの丘には、くだけた物言いの若者や多国籍の人々が人生をおくっています。 そうしたパリの下町に暮らす人々の娯楽の場として欠かせないカフェや酒場、映画館がモンマルトルにはひしめきあい、それぞれの場所に漂う独特の匂いに街のにぎわいが感じられます。
主人公のオリヴィエは、若く美しい母と二人で仲の良い姉と弟のように貧しいながらも楽しく暮らしていました。そんなオリヴィエ少年が出会う女性たちが漂わせている匂いは、少年を少し背伸びした気分にさせてくれるのです。
205号の精油は「シトロネラ&レモン」です。爽快感のあるフレッシュな香りです。
『リラックスアロマテラピー』のお求めは、アシェット・コレクションズ・ジャパンのホームページのお問合せページから、また、書店、各種ネット書店でもお求めいただけます。
※『リラックスアロマテラピー』「香りの世界 香りと文学」における<執筆掲載履歴>
上記ページの追加分は以下の通りです。
『リラックスアロマテラピー』177号「香りの世界 香りと文学 『リンゴ畑のマーティン・ピピン』」
『リラックスアロマテラピー』181号「香りの世界 香りと文学 『ミ・ト・ン』」
『リラックスアロマテラピー』189号「香りの世界 香りと文学 『時の旅人』」
『リラックスアロマテラピー』191号「香りの世界 香りと文学 『安房直子コレクション3 ものいう動物たちのすみか』」