色の自由とは?
自由であること、それは人が持っている権利の一つ。
だけど、両手を大きく広げて振り回した時、
その手が、人の頬を打ったなら、
その自由は、どうでしょうか?
皆さん、ご自分で考えてください。
息子の中学校入学式の際、校長先生がおっしゃったお言葉。
とても印象的でした。今も忘れません。
息子が通った中学は、国際学校で、
服装も私服、その他の多くも日本の学校と比べると、
とても自由に見えました。
急に自由になった子供たちに、
「自由」の意味を勘違いの無きように、おっしゃったのだと思います。
今日、こんなことがありました。
いいお天気だったので、いつものお散歩で少し遠出しました。
そこで、少し残念な(私的に)光景を目にしました。
きれいに色整った住宅街に…。
突然!!濃いパープルカラーのお家。アクセントにブラウン。
そのパープルとブラウンの色は、合っていました。
そこだけを見ると、美しい。
だけど…、街並みの色が、一気に崩れました。
山の中のにポツンと1軒なら、キレイかな?
それにしても残念…。
皆さまはどうお考えでしょうか?
人ぞれぞれ、主観もあるので、
施主さんは、もちろん悪気なんて無いことは分かっています。
でも…。
残念過ぎる…。
「色が整うことの心地よさ」をご存知だったら、きっと…。
10年前に訪れたスウェーデン ストックホルムの郊外で
外壁塗装のお店を見ました。
可愛いお家の形の色見本。
1番から7番まで。 以上!!という感じ。(笑)
エクステリアの色とデザインをとても興味があったので、
郊外の住宅地をお散歩しました。
色が整っていて、とても気持ちよかったのは、
ほぼ使える色が決まっていたからでしょうか?
お散歩気分で写真をどーぞ!
この色の繰り返しは、街に出ても同じでした。
ビルの壁面に看板がほとんどありません。
この配色、たまらなく好き!!
雨戸?が、かわいくて~。
そして、クリスマスなのでこちらも!!ザ・スウェーデンのお家。
日本の空気には、また少し違った色が合うのかもしれませんね。
外壁の色、とても難しいですね。
色見本では、なかなかわかり辛いでしょ?
何人ものお客様が、「やっちゃった~。」(>_<)と。
私がアドバイスさせていただくときは、
『ご近所の住宅街で、「この色がいいなぁ」と、思われたら、
そのお家の壁面に色サンプルを持って、色を見比べてみてください。』と。
そうすれば、だいたいの感じがつかめると思いますよ。(^^)/
お洋服と違って、家は簡単に変えることができません。
じっくり考えて、心地よいお住まいを手に入れてください。
ここでも、カラーの知識が役に立ちますよ~!