DePauw Universityの学校紹介
基本情報
所在地(国・州や都市):アメリカのインディアナ州(インディアナポリス空港から車で50分くらい)
生徒数:全校2000人程度
大学を一言で表すと:Work hard, play hard
最終的にその大学を選んだ理由
日本人が多すぎることはずっと懸念だったんですが、最終的にDePauwに決めた理由は奨学金、Honor Scholar Program(アカデミックのところで説明します)、コミュニティの温かさ、留学生へのサポートですね。奨学金は5校中最大で、払う金額も最小限でした。これはかなり大きい要素です。
日本人の多さに関しては、同期の日本人もだいぶ悩んだ人が多かったみたいです笑
ただ、DePauwはグルーとの関わりもあったり、留学生に奨学金をかなり出してくれるからか、優秀な日本人が集まっているように思われます。ならまあ人数多くてもいっかって思うようにしました。
あと、多くの学校が留学生主体のインターナショナルイベント的なのを年に1回行っています。各出身国のダンスや料理を振る舞ったりするんですが、日本から1人だとなあ、と思いまして。
ちなみにDePauwではそのイベントをInternational Bazaarと呼びます。 特に日本人が多いからこそ日本の文化とかを知ってもらいやすいっていうのはありますね!(日本語の授業取るって人が増えました!!)
そして日常生活の中でも、英語が流暢に話せないわたしにとっては日本人の存在がけっこう大きいです。
ただ、わたしのように英語を伸ばすことも優先されている身としては、日本人とつるむことがcomfort zoneであることに変わりはないので、それを抜け出すのにもエネルギーが必要な時もありますね。
コミュニティの温かさはどこの学校でも言ってそうなことですが、visitしてDePauwが温かいと思ったということは、やっぱりわたしの肌に合っていたのかなと思います。
こういう、どこの学校も謳っているようなことが実際に自分に当てはまるのかどうかを見極められるのが、visitするメリットかなと個人的には思ってます。
あと入学する前は、留学生へのサポートとかそこまで手厚くはいらないよ〜って思ってたんですけど、visitで英語の壁とアジア人という人種の壁の厳しさを目の当たりにして、完全に怖気付きましたね。
Diversity重要!留学生へのサポートください!ってなりました笑
DePauwは特にサポートが手厚いというのを先輩から伺っていましたし、本当にその通りでした!手厚すぎてdomestic studentsが来る前に仲が良くなりすぎてしまうことが一つの問題点なくらいです。笑
(入学前の留学生向けプログラムに関する記事はこちら→https://share-abroad.themedia.jp/posts/2928666?categoryIds=715782)
学校の特徴〜アカデミック〜
2学期制で、1学期目は秋休みとThanksgivingがちょうどいい感じで入っており、なんとか乗り越えられるようになってます。
2学期も春休みがあるみたいです!リベラルアーツということで教授は想像通り優しいです!
First Year Seminarという1年生が全員取らなくてはいけない授業で、わたしのクラスは教授宛に手紙を(タイピングですが)書くという宿題が出ました。
普段人には言いにくい悩みや、大学への不満等、とにかくなんでも書いていいのです!笑
こちらがその教授からのメールです。
"Your second assignment, for now, is to write me a letter! A letter! so old fashioned, right? But it's a dying art and I think we need to keep it going. So come on, write me a letter.
Tell me how you're doing. Is college going ok? Are you happy? Stressed? Overwhelmed? Underwhelmed? Any unexpected surprises? Any questions? Any surprises/disappointments? Anything that is fun or exciting?
(These are all suggested questions- you can answer all of these, or some, or none at all- I just want to hear how you're feeling and doing in class/college)."
もちろんクラスに関しての感想(印象に残ったテーマ、授業の改善点など)も書かなければいけないんですが、わたしは授業には満足していたので手紙の大半は愚痴とか悩み相談でしたね笑
でも教授のながーいお返事には感動してひとりスタバで涙しました。笑
授業に貢献するっていう条件付きですが、Flexibilityがある方が多いです。
生徒の熱心さはかなり人に寄るので、クラスによってだいぶ差があるかもしれません。ここで先ほどのHonor Scholar Program(以下ホスコ)が登場します。
DePauwホームページから引用すると、
同じトピックについて様々なバックグランドと知識を持った生徒で構成されるディスカッションベースの授業です。
専攻に関係なく、審査に通れば誰でも参加できます。
ほぼ毎学期1クラス分取らなくてはいけないので、相当なコミットメントが必要ですが、わたしは色々な視点や新たな価値観を吸収する/発信することが好きなので、どんぴしゃーっ!と思って応募しました。
基本的には1年生で入って、一度抜けたら再度入ることはできません。
留学生は非常に少なく、特にアメリカの高校に行っていたり、住んでいたりする人を除くと全体の数パーセントです。
4年生で60ページくらい?の卒論を書かなければいけないので、ホスコを取りながらダブルメジャーをするのは、ほぼ不可能だと思います。
それでいて、世界共通の称号がもらえるわけでもないので、必然的にホスコに参加している生徒はモチベーションある人ばかりですね。
わたしが今取っているホスコの授業は、みんなとても熱心に勉強していて、アメリカ人でもあんなに真面目に取り組まれると「留学生だから」って言い訳もできなくて、自分も必死に食らいついていこうとします!笑
わたしが取っている他のクラスと比べるとworkloadが圧倒的に多くて、ホスコさえなければ〜と思うことが多々ありますが、なんだかんだ来学期もやるでしょう。(今続けるかすんごい迷ってるけど)
学校全体の話でいうと、人気なクラスは経済学とか心理学ですかね!コンピュータ・サイエンスも専攻にしてる人はよく聞きます。
クラスサイズは、今学期わたしが取っているクラスは全部15人以下です。
特に理系などのレクチャーベースでイントロのクラスだと25人くらいまで人数が上がりますが、それが最大だと思います。
写真:クラスで近くのネイチャーパークに行った時
学校の特徴〜生活面〜
美味しさはぶっちゃけかなり日によります。学年LINEで「今日Hooverどう?」「寿司ある!!」とか「Awful!」とか、普段から情報共有してるくらいです。
5-10分歩けば近くにおいしいレストランはいくつかあります!
あとはAmazonですね。Amazon Primeの会員費をDePauwが半年間くらい払ってくれるので、じゃかじゃかカゴに入れてます!
最後に
写真でも見ての通り日本人が大量にいるのがDePauwの特徴になりつつあります笑
小さい大学なのでけっこうな割合ですが、みんなそれぞれ違うところで活躍していて全然顔見ない人もいるし、よく見る人もいるし、それぞれですね。
留学生へのサポートが手厚いことは間違い無いと思います。あと、人として、先生として、素敵な教授がたくさん!
多様性的にはシカゴかインディアナから来てる人がけっこういるので、アメリカ全土からって感じでは正直無いです。留学生は10パーセントはいますね。
知っておいた方がいいこととして、グリークライフが盛んということです。(これは違う記事にまとめなければ)そしてパーティも盛んです。
他の大学がどの程度なのかを知らないのでなんとも言えませんが、パーティがDePauw文化の割合を占めているのは確かだと思います。
ただ、その文化になじまなければいけないという空気は全然ないので、そこらへんは自由ですね!
何か質問があったらメッセージください!
2017/11/27 yuka