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ライスキャリアオイルは日本人にぴったりの植物油

2022.05.02 05:14

インドの伝承医学アーユルヴェーダでは、アビヤンガと言うオイルマッサージに温めたセサミ油(ごま油)を使うそうです。

セサミ油は、インドではスキンケアオイルそのものであり、人々の暮らしにとても密着したものです。


しかし、私は、どうしてもこのセサミ油の香ばしい香りが馴染めず、セサミ油に匹敵する日本の植物は何かと考えたところ、真っ先に、お米が思い浮かびました。


子供の頃、祖母がお米屋さんで米ぬかをもらってきて、それをシルクの袋に入れて、お湯に浸したたものを使って洗顔していたのをよく覚えています。

祖母に聞くと、女学校の頃からの習慣で、そのおかげで色黒が改善され肌が白くなったそうです。

また、米ぬかで洗顔した後は、肌が柔らかくなりツルツルになると言っていました。


そこで、きっと米ぬか(米の胚芽)には、良い効果があるに違いないと直感しました。


しかし、アロマオイルトリートメントと言うと、一般的には、海外から輸入したスイートアーモンドオイル、グレープシードオイル、マカデミアナッツオイルなどをベースオイルとして使います。


ご存じない方のために、キャリアオイルとは何かをご説明いたしますと


精油(エッセンシャルオイル)は高濃度で、原液を肌につけるのは危険です。

そのため、通常は植物油などのキャリアオイルで、100倍に薄めて使います。


肌は角質層を持つ表皮、真皮、皮下組織と重層的に形成されていますが、キャリアオイルを使用すると、表皮から真皮をとって皮下組織の毛細血管に、精油成分が入り込み体内を循環すると言われています。

キャリアオイルと呼ばれるのはそのためです。


ホホバオイルも有名ですが、ホホバオイルは正確にはワックスでオイルではありません。

そのため保湿性は非常に良いのですが、浸透性はそれほど良くありません。


当時は、まだ、日本産のキャリアオイルは少なく、探してみたところ、大島のツバキ油や高知の柚子油ぐらいでした。

どちらも、少量しか取れず、とても高価だったため、フェイシャルトリートメントやヘアケアに使っていました。


実際、私も、アロマオイルトリートメントを始めた頃はマカデミアナッツオイルを使用していました。

マカデミアナッツオイルには、パルミトレイン酸と言う人の皮膚の角質間脂質にとてもよく似た成分が含まれており、アトピー性皮膚炎や乾燥肌の人などにはとても良いキャリアオイルでした。


しかし、身土不ニ(生まれ育った土地でとれたものを取るのが健康に良い)と地産地消(生産地と消費地を一致させることが社会の利益になる)の精神に目覚め、日本産の精油を探していたところ、正プラス株式会社を通して、ライスキャリアオイル(米胚芽油)と出会いました。


早速、ライスキャリアオイルの成分をセサミ油と比較してみたところ、なんと、とてもよく似ているではないですか!


まず、どちらにもオレイン酸とリノール酸が豊富に含まれており、その割合が、とてもバランスが良いと言うことです。


【成分】

セサミ油 オレイン酸42%  リノール酸44%

米胚芽油 オレイン酸45%  リノール酸36%


【機能】

オレイン酸 肌を柔らかくし、浸透性を良くする

リノール酸 保湿効果に優れ、シワを防ぎ老化防止


ただし、製造は難しく、仮に30キログラムの精製したライスキャリアオイルを得るためには、その200倍の6000キログラム(6トン)の新鮮な米ぬかが必要で、そのためには、玄米をなんと60トンも集めなくてはならないそうです。


ゆえりゃんでは、この貴重なライスキャリアオイルを使用した新しいアロマオイルトリートメントをご提案しています。

もちろん、ホームケアとしても、クレンジング、美容オイル、マッサージオイルにも、ご利用いただけます。


化粧品によく含まれるミネラルオイルは鉱物油のため、毛穴を塞ぐのに対して、ライスキャリアオイルなどの植物油は浸透するため、ニキビでお悩みの方にもおすすめです。

(ニキビについては、前回のブログ「ニキビは頑張り屋さんの勲章」をご覧ください。)

ただし、開封後6ヶ月(精油を入れた場合は、3ヶ月)で、使い切りください。


貴重と言っても、化粧品と比べたら、随分とお値打ちです。

ホームケアにいかがですか?


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