知見が集まった日
晴れ。起きて居間に行くと夫がいたので具合を尋ねると「なんかまだちょっと良くないんだよね」と言う。でも仕事は休まないらしい。夫はもうずっと在宅勤務なのだが、今までは休むくらいの体調でも在宅だと休まないで働いてしまうことが増えて、めっきり有給を使わなくなってしまった。意識して有給をとってほしい旨を伝える。
家事をしてお茶を飲んでいたら急激に具合が悪くなってきて吐いてしまった。慌てて寝床に戻りひたすら眠る。数時間が経ち、目が覚めると汗だくだった。気温20度以上で真冬の羽毛布団と冬用のパジャマだとそりゃ暑いよなあ、そろそろ片付けないとな…と週間天気予報を見ると、木曜からまた少し寒くなるらしい。とりあえず布団は現状維持で、パジャマだけ夏用に変えることにする。
眠って汗をかいたおかげかスッキリしたので、起きて居間に行くとマチ子が床をじっと見ている。猫が何かをじっと見ている時は大抵虫だから、嫌だなあと思いながら視線の先を見ると、案の定何かの虫が跳ねていた。心の中ではギャーと叫んでいたが、淀みない動きでティッシュを手に取り虫を捕まえることに成功。マチ子と私の共同作業のような気がしてちょっと嬉しい。これからも頼んだよと話しかけた。しかし植木の虫対策をしなければ。自分でも調べたけれど、いつも大変お世話になっているところのTwitterに投稿するとすぐ知見が集まった。インターネット親戚のみんなたちありがとう……となる。
針山さんの『わたしたちの生活と人生』を読み始める。針山さんの文章は、表現も文章のリズム感もなんだか可愛い。それがユーモアで包まれている。でも核心をついてくる。知性と人柄が滲み出ているように思う。私には可愛げがない(他にも色々ない)ので憧れる。私は私でしかないのだし、可愛げは無理かもしれないが、精進しようと思う。
ちむどんどん。始まったばかりなのでまだ面白さは分からないが、オープニングは美しくて好きだ。カムカムのオープニングは最終話に至るまで毎回新鮮に感動するくらい素晴らしかったけど(森山直太郎は天才だ)、今回も素敵で嬉しい。あとは話が面白くなりますように……。