月が覆い隠すもの
月が、覆い隠すもの。
それは「真実」だ。
わたしが占星術に出会う前からずっと感じていたこと。
「月は何かを隠してる」
月は、感情を司る天体。
月は、感情というフィルターで全てを覆い隠す。
感情は、真実を見えにくくする。
感情に振り回されることで、幻想のパラドクス(思い込み)が起こる。
真実に、感情というフィルターがかかることで、真実が見えにくくなり、思い込みのループに陥るのです。
男女関係は特に思い込みのフィルターが強くかかり、パラドクスに陥りがちです。
この月(感情)のフィルターに惑わされないように生きるには、
月が隠しているもの(真実)に気が付くこと。
月が隠しているもの(真実)を暴くには、月(感情)と対峙すること。
月は、感情の海だ。
海は、多くを孕む。
海上の表面だけが、海の全てではない。
感情の表面だけが、感情の全てではない。
海の真実は海底にある。
海底には、太古から変わらないDNAを持つ魚がいる。
海の中で、地球上で初めての生命が誕生した。
生命のはじまりの記憶のDNAが、そのまま其処にある。
感情の底には、魂のはじまりの記憶がある。
感情のはじまりがある。
全てのはじまりがある。
感情の底に降りて、真実を知ること。
真実を見付け出すこと。
それが、幻想のパラドクスを破る。
「浄化」や「手放し」の本質は、感情と向き合うことです。
エネルギーの浄化
そのエネルギーを作るのは感情です。
断捨離、整理整頓
以前も書きましたが、物は感情が物質化したものです。
気持ちの上での手放し
もちろん感情によるものです。
エネルギーを浄化しても、整理整頓や断捨離をしても、
感情と向き合うことをしなければ根本的な浄化にはなりません。
海上(感情の表面)は常に環境の影響を受けるからです。
浄化して、手放して、スペースを空けても、また次から次へと浄化すべきこと、手放すべきことで埋まります。
しっかりと自己と向き合い、深海(感情の奥)に潜ることが出来るひとは、
そもそも浄化すべきことや手放すべきこともそこまで溜まりません。
深海(感情の奥)は海上(感情の表面)の影響を受けないからです。
そうすると、常に受け取れるスペースがある状態になります。
物事は、常にスムーズに流れるようになります。
月は何故、感情というフィルターで、真実を覆い隠すのか。
それは、真実に辿り着くためだとわたしは思う。
何故なら人は、感情で何かを感じなければ、動かない生き物だからだ。