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4月9日(土)稽古日誌

2022.04.24 05:47

どーも、僕です。あ、主宰のBobsonです。


どうでもいい話ですが、私は主催じゃなくて主宰なんですね。


主催・・・「主催」とは、「中心となって事をもよおすこと」という意味の言葉です。パーティーやイベントなどの会合、行事といったものを、中心となって行うことを言います。また、そうした人や団体についても指します。「今夜のパーティーを主催したのは、彼女の友達だ」「新聞社主催によるマラソン大会」「主催者不在のイベント」のように使われます。


主宰・・・「主宰」の意味は、「全体をまとめること」というものです。ある集団において、人々の中心となって指導したり、全体を取り仕切ったりすることを言います。また、そうした人についても言います。「劇団の主宰者」「俳句結社の主宰」「プロジェクトを主宰する○○氏」のように使われます。


らしいですよ。

肩書きなんてどうでもいいとも思いつつも、

社会に出ると意外と肩書きって、

大事だなと思うことがあります。


同じ発言でも

肩書きがないから意見が通らない

肩書きがあるから意見が通る

みたいなことがありますからね。


さて、本日の稽古です。



①いつもの基礎練(ラジオ体操・柔軟・体幹・発声)

②信頼に関するワーク 背中合わせで立つ/人間知恵の輪

③マネージャーゲーム

④仮面と演技に関する実験


②信頼に関するワーク


背中合わせで立つ

こんな感じです。

背中合わせで座っていち早くたちあがるという単純なゲームです。


単純ですが、なかなか奥が深く、

誰々とはやりやすかったけど、誰々とはやりづらいとかっていう現象が起こります。


体格差などもありますが、相手を信じてどこまで体を委ねられるか、みたいなことが大事です。


人間知恵の輪




以前もやりましたが、こんな感じ。

絡まってますねー。笑


これを解いていきます。


この日は新メンバーの入団日だったので、

信頼を高めるためにこんな稽古をしました。

909ではメンバーの課題感や、その時の状況に合わせて稽古内容を臨機応変に変えています。

みんなが一緒に成長していけるように。


③マネージャーゲーム


他己紹介の発展版みたいな感じです。

テレビ局に自分のタレントを売り込むつもりで他己紹介してもらいます。


役者さんは表現者ですから、自己プロデュース能力が大切になります。

外から見た時に何が自分の武器になり得るのか、知るきっかけのひとつになったのではないでしょうか。


肩書きの話にも近しいですが、例えば私も


劇団の主宰です

演劇の脚本・演出家です

映像ディレクターです

映像プランナーです

広告業界で企画してます


みたいなので、印象って変わってくると思うんですよね。

全部あるがままの私なのに。笑

自分をどう見せるかってとっても大事です。


相手によって自分を変える、という意味ではなく、

相手によって自分の見せた方がよい側面って変わりますよね?


ってお話です。


さて次。


④仮面と演技に関する実験

人って普段から、TPOによって違う自分を見せていると思うんですよ。


恋人といる時の自分と会社にいる時の自分、

コミュニティによって自分を使い分けてる人もいますよね。


極端な話だと、このコミュニティではいじられキャラなのに、違うコミュニティだといじりキャラ、みたいな。笑


そういう自分の中の仮面と、演技はどのように違ってくるのだろう。

みたいなことを知りたくて実感しました。


①自分の側面A

②自分の側面B

③自分が過去に演じたことのあるキャラクターの側面A

④自分が過去に演じたことのあるキャラクターの側面B


AとBはなるべくかけ離れたシチュエーションを選んでもらい、

①と②/③と④がしっかり同じ人に見えるかどうか、①と③.④は別しっかり別の人に見えるのかどうか

を見ていきました。


色々やってみてもらって、結構

演技の本質に関わる難しいポイントみたいなのが垣間見えた気がしました。


もう少し自分の中で揉みたいので、

また実験的な稽古をしたいと思います。


脚本を書く時期には実験的な稽古が増えますね〜。


次の公演に向けて、既に着々と動き始めて、おりますよ。


夏の公演も観に来ていただけると嬉しいです。


こちらからは以上です〜