6.12 大阪 DEEP☆KICK 61・62 -53kg王座決定戦・-60kgタイトルマッチ・-57.5kg挑戦者決定トーナメントとベルトが関わる激戦4試合を発表!
6月12日(日)泉大津市・テクスピア大阪にて2部構成で行われる『DEEP☆KICK 61』及び『DEEP☆KICK 62』の第1弾対戦カードとしてベルトが関わる激戦4試合が発表された。
まずは第1部『DEEP☆KICK 61』にて発表されたのは3月より開催されている寺山遼冴(TEPPEN GYM)が返上したDEEP☆KICK-53kgのベルトを懸けた王座決定トーナメントの決勝戦。共に準決勝を勝ち上がってきた長谷川海翔(誠剛館)とKAZUNORI(T-KIX GYM)が激突する。
長谷川は格闘一家の嫡男として格闘技を始めると瞬く間に才能を開花、アマチュアでは11冠を達成した後にプロデビュー1年前後で6戦6勝5KOを記録、驚異的な実力と数字を残している才能あふれる16歳。3月のトーナメント準決勝では元KOSスーパーバンダム級王者・元MAバンダム級王者と2団体で王者となった経験のある歴戦の猛者・KING剛(ROYAL KINGS)と対峙するも16歳は至って冷静、強烈な左ハイでファーストダウンを奪うと立て続けに左ストレートでダウンを奪い衝撃の1RTKO勝利で決勝進出を決めた。「無敗のまま引退」を目標と公言している姫路の超新星が手始めに無敗のままチャンピオン奪取を狙う。
対するは静岡からの刺客・KAZUNORI、今トーナメント最多となるプロ33戦を誇るベテラン選手で激しい打ち合いにも一切引かないアグレッシブファイターだ。同日の準決勝ではNKBバンタム級3位に位置するこちらもアグレッシブなファイトスタイルが魅力な龍太郎(真門ジム)と対戦、1R開始早々バッティングで左目周辺をカット、流血してしまうアクシデントに見舞われるも1R終了間際には右のカウンターでダウンを奪い、2R以降互いに激しい打ち合いを繰り広げる中3RにKAZUNORIが再度ダウンを奪い見事判定勝利、打ち合いを制し決勝へと駒を進めた。決勝でも打ち合いの展開に持ちこみ自身初のタイトルを静岡に持ち帰ることが出来るのか。
今トーナメント最年少の長谷川 vs 最年長のKAZUNORIの1戦となった-53kg王座決定戦。ルーキーが勢いそのままに無敗のままベルトを巻くのか、ベテランが意地を見せベルトを静岡に持ち帰るのか、DEEP☆KICK-53kg第4代王者の栄光を手にするのは果たしてどちらだ?!
続いて第2部『DEEP☆KICK 62』ではDEEP☆KICK-60kgタイトルマッチが開催、昨年7月にDEEP☆KICK-60kg第8代王者に輝いた大樹(HAWK GYM)に3月の挑戦者決定戦を制した大前洸貴(INFINITY KICK BOXING GYM)が挑む。
現王者の大樹は開始のゴングからから最終ラウンドまで決して後ろに引かず前に前にとプレッシャーをかけるスタイルを武器に昨年4月より開催された-60kg王座決定トーナメントに出場すると、準決勝ではRKSスーパーフェザー級王者の魁斗 (立志會舘)と延長にもつれ込む激闘となるも勝利、決勝では岩郷泰成(TFT)と対戦するとこちらも壮絶な打ち合いとなるも勝利、見事激戦続きのトーナメントを制し-60kg第8代王者に輝いた。今回が初の防衛戦となるが退くことはない、常に攻めの姿勢で-60kgベルトを守りに行く。
対する大前は理学療法士とキックボクサーの2つの顔を持つ身体のプロフェッショナルでプロ戦績は10戦9勝1敗3KO、その知識・実力をいかんなく発揮している選手だ。3月に行われた挑戦者決定戦では当時ランキング1位の岩郷泰成と対決、序盤はガードを固め相手の様子を伺うと徐々に距離を詰めていきコーナーに追いやるとパンチを連打、3Rを通してクレバーな試合運びを徹底した大前が判定勝利、今回のチャンスを獲得した。「色んな人がスマホ越しで応援できる時代だからこそ、ライブ中継があるような大会に出て僕の頑張りで少しでも元気を届けたい」と語る大前、今回のチャンスをものにして自身の語る夢への1歩と出来るのか。
前進を止めず打ち合いを好む王者・大樹と固いガードから冷静に確実に相手を追い詰める挑戦者・大前で行われる-60kgタイトルマッチ。ファイトスタイルが正反対ともいえる両者は正に矛vs盾、大樹が大前と言う堅固な砦を突破し初防衛を飾るのか、大前がクレバーに試合を進め大樹を下し新王者に輝くのか、DEEP☆KICKが誇る矛と盾がぶつかる瞬間を楽しみにして欲しい。
また3月の「DEEP☆KICK 60」、DEEP☆KIKC-57.5kgタイトルマッチにて見事防衛を達成した宮崎就斗(TARGET)への挑戦権を懸けたDEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメントの開催が決定、昨日の4月3日「NEXT☆LEVEL 76」に抽選が行われ準決勝2試合の対戦カードが決定した。出場者4名のうち3名が3月「DEEP☆KICK 59」で素晴らしい成績を残した選手が抜擢されており、フレッシュな選手も多く新たな強者の台頭に早くも期待大だ。
まずは第1部『DEEP☆KICK 61』では前述の大会にて瞬(TEPPEN GYM)を相手に乱打戦の中、2度のダウン奪取で涙ながらに3RTKO勝利を勝ち取ったShin(Team FIST)と、
同大会にてDEEP☆KICKランカーの嶋秀太(NJKF田頭道場)を相手に多彩な蹴りやバックブローなどの変則技を駆使し判定勝利を収めた藤井海人(EXARES)が準決勝として対戦。
共にプロ3戦1勝2敗同士の対決となっているが先日の試合でベルト挑戦への有資格者たる実力を見せつけた。フレッシュながらも挑戦権を懸けた意地のぶつかり合いに期待してほしい。
続く第2部『DEEP☆KICK 62』ではDEEP☆KICKランキング1位の麻太郎(NJKF健心塾)と6位の濱田祐生(山口道場)が対戦。
麻太郎は長いリーチを活かした攻防が魅力的なテクニシャンで前回のDEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメントを見事制し3月タイトルマッチに挑戦、しかし王者・宮崎に1Rは互角の攻防を見せるも2Rに3度のダウンを奪われ無念のTKO負け、ベルト目前で涙を飲んでいる。早々のチャンス到来も今回のトーナメントはあくまでリベンジの過程、麻太郎はトーナメントの先にいる宮崎を再び捉えれるのか。
対する濱田は関西屈指の名門ジム・山口道場からの刺客でパンチ・蹴り共に高い技術を持っており、派手なKOは少なくとも冷静に試合を組み立てる試合巧者。3月には勝ち星は全てKOというREN(WIZARD)と対戦するも定評通り危なげなく試合を進めていき判定勝利を飾った。初のベルト挑戦にも濱田はあくまで冷静だろう、まずはここでランキング上位の麻太郎を下しベルトへの道を着実に登っていきたい。
以上4名で開催されるDEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント。果たして現王者・宮崎就斗への挑戦権を、そしてその先にあるDEEP☆KICK-57.5kg第3代王者と成り得る権利を勝ち取るのは誰か。6月から始まるベルトへの挑戦権を懸けた熱き戦いに期待してほしい。
〈対戦カード〉
◎DEEP☆KICK 61
▼DEEP☆KICK-53kg王座決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R
長谷川海翔(誠剛館)
KAZUNORI(T-KIX GYM)
▼DEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
Shin(Team FIST)
藤井海人(EXARES)
◎DEEP☆KICK 62
▼DEEP☆KICK-60kgタイトルマッチ 3分3R
大樹(HAWK GYM)
大前洸貴(INFINITY KICK BOXING GYM)
▼DEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
麻太郎(NJKF健心塾)
濱田祐生(山口道場)
◎DEEP☆KICK 61
2022年6月12日(日)
泉大津市・テクスピア大阪
OPEN 11:15 / START 11:30
◎DEEP☆KICK 62
同日開催
OPEN 15:30 / START 15:45
〈会場アクセス〉
〒595-0025 大阪府泉大津市旭町22−45
〈チケット〉
VIP席 ¥15,000 S席 ¥8,000 A席 ¥6,000
※当日券は¥1,000UP
※一部、二部チケット別料金(全席入替制)
〈チケット販売〉
DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)
または出場選手および所属ジム
〈問い合わせ〉
DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)
https://www.deep-kick.com