タイムマシンで戻ってきたのが「今」という考え方

すごく大切なテストで結果が残せなかった。

努力不足。やらなくちゃいけないのはわかっていたけど、どこかで「大丈夫だろう」という慢心もあった。終わってみたらある意味納得。あっけなくダメだった。

過去の自分を悔やんで、悔やんで悔やんで悔やんで、神様にお願いをした。

「どうか一度だけ、一度だけでいいから、過去に戻してください」

そしたら、目の前に神様が現れた。

「いいよ。このタイムマシン使わせてあげる。でも、条件がある」

神様は条件を告げた。その条件とは「過去に戻ったら記憶はなくなる」ということだった。

「はい！大丈夫です！過去に戻ったら必ず一生懸命やります！」

心から頷いて、神様に了承を得た。タイムマシンに乗る。スタートボタンを押すと、辺りが暗くなって、あちこちに星のような小さな光が見えた。それが流星のように尾を引いて…

今。

こんなお話、割と有名だから聞いたことありますかね。

神様にお願いをして、戻ってきた過去が、今。まぁ、だから頑張りましょうって話なんですけど、刺さらなかったら別にいいんです。でも、このお話を自分の心にぶっ刺して、頑張り始める人がいるということも知っておきましょう。

結局自分のことだから、きっかけなんてどんなことでもいいんです。どんな些細なきっかけでも、変われる人は変われるし、変われない人は変われない。要はどっちになりたいかということです。

無理に変わる必要もない。だけど、ちょっとでも変わりたい気持ちがどこかにあるなら、こういうお話をきっかけにして、明るい方向へ踏み出してみるのもいいかもしれません。

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大人だって使えるもんね。