家の神さまは太陽が大好き!
2017.12.11 21:22
実は、神棚の設置場所は「東向きや南向きで静かな場所」が理想である
古事記に伊邪那岐神が天照大御神に自分の御頸珠を授けられた。 御頸珠の名を「御倉板挙(みくらたな)之神」という。これが神棚の故事といわれる。
神棚は、丁重に拝むことができる場所。太陽の力が増す方角に向けて神様を祀る 神棚は本来「棚」であった。それが宮形になっていく。宮形の神棚の単位は「宇」(屋根)。最近、新型の神棚がでているが、伊勢の神宮のように古来の方式を大切にしていくことが大事。
平安末期、伊勢信仰の普及により神棚が増加。御師の活動の成果。
神棚は、信心棚ともよばれていた。神棚の扉は開けないでおくこと。神棚の高さは、目線より上。高すぎても祀るのに不便。2階建てでも1階でもよい。但し、上に人が通る場所やトイレの下などは避けるべき。人の出入りするドアや障子の上も避けるべき。マンションでも同じ。気になるようだと「雲」という墨書した白紙を張るか雲の形どった雲板をつけるとよい。