唐津でピティナに参加できるようになります!
九州には、音楽を専門的に学べる高校、大学などが少ないためか、クラシック音楽に接する機会も少なめだと感じています。
これは、九州に限ったことではないかもしれませんが、生のピアノの音に触れることさえあまりないのかもしれません。
九州の、佐賀県の、その中の唐津市の、と狭めていくとクラシックピアノに取り組んでいる方はさらに限られてきます。
ですから、全国的にはたくさん機会が設けられているコンクールや、ステージで弾く機会でも、小さい町になると時間とおかねと労力をかけて大きな町に出ていかないとその機会が与えられなかったりします。
スポーツでも何でも、それなりの環境を与えられていたり、親子でやる気満々の場合は、そんなこと関係なしに意欲的にどこへでも出かけていきます。
でも、そんな人ばかりがピアノを習う訳でもないし、そこまではしなくてもいいわー、と思っている方も少なくないと思います。
ピティナとYouTubeで検索すると大人顔負けの演奏をしているお子さんや、コンクール入賞者の演奏があがっています。
皆すごい、私なんて出るのは場違い!なんて思わないでください。
検索してすぐ目にとまるようなところの演奏者はすごく頑張っていてすごく練習している、ごく一部のお子さんだというくらいにおもってください。
そして、今回唐津地区で初めて参加できるようになるステップは、コンクールではなく、自分の力がどれくらいか、また、頑張っている仲間がたくさんいるんだ、ということがわかるいい機会なのです。
音楽には、スポーツのように勝ち負けや○×がはっきりと分かりにくいところがあります。
そもそも勝ち負けをつけるものではないのかもしれません。
ただ、ピアノを頑張っているお子さんが目に見える形で自分の位置がわかったり、色々な先生にアドバイスをもらえたりするのはとてもいい事だと思います。
この機会にがんばってみたい!と思う生徒さんは、発表会の選曲と合わせて相談しますので、是非お早めにお知らせください。
それと、もう1つ大事なこと。
子供さんは本当に性格が皆違います。
同じことも良いと思う人もいれば嫌だと思う人がいるように。
私はそこを1番大事にしたいと考えています。
だから、その子の気持ち、やる気が上がったり、励みになることが1番だと思うのです。
それを考えて、こういうものに参加した方がいいのか、を決めたらいいと思っています。
ちょっとの無理はいいですが、し過ぎはよくありません。
こちらの気持ちのおしつけもよくありません。
もちろん、どの生徒さんも同じく大切で、個性を大切にして成長できるように願っています。
これからも、こういうステップに挑戦する子もしない子も、同じく(心の中では同じ熱量であつく)レッスンします。