補助犬の書籍紹介📚
2022.04.15 15:00
聴導犬・美音と過ごす幸せな日々 (角川文庫)
松本江理著
美音、あなたがいてくれたから、私は妻にも母にもなれました……。
中学生で難聴となり、聴力を失う恐怖と戦いながら暮らしてきた著者。23歳で完全失聴し、失意のどん底で、彼女は偶然「聴導犬」の存在を知る。そして出会ったパートナー、美音。涙と笑いと感動の日々が始まった……。
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
私は初めて目覚まし時計をセットしました。私の不安など知らずに、美音は、早々といびきをかき始めていました。次の日の朝、私はすごい衝撃で目を覚ましました。一瞬何が起こったのかわかりません。目を開けると、私の上に乗った美音が一生懸命ふとんをはいでいるのです。ちゃんと起こしてくれたのです(本文より抜粋)。二十三歳で失聴した著者が、聴導犬・美音と一緒に手探りでつかんだ、涙と笑いと感動の日々。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
松本/江理
1969年、東京都生まれ。子どものころにかかった、はしかによる高熱が原因で、進行性感音性難聴と診断され、23歳で完全失聴。病気をかかえながらも、大学で福祉を学び、社会福祉士国家試験に合格。上智大学を卒業後、都庁に勤務する。結婚をきっかけに、1995年より聴導犬使用者となり、さまざまなイベント・講演などで、聴導犬、補助犬の社会参加促進のため活動を続けている。2003年、パートナーの美音とともに、身体障害者補助犬法に基づく正式認定第1号となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)