新コーナー「おふろのたのしみ」
<お子様同伴大歓迎〉湘南 茅ヶ崎 辻堂
手作り石けん教室 savon-day(サボンディ)
主宰の にいおか さとみです。
この新コーナーでは、身近な素材を使ってご家庭で簡単に作れ、風呂タイムをより楽しめる入浴剤をご紹介します。
第一回目は…
「みかんの皮でお手軽入浴剤」!!
みかんの旬を迎え、よく召し上がるというご家庭も多いかと思います。
食べ終わったみかんの皮、捨てていませんか?
もーったいない!!
一手間加えるだけで立派な入浴剤に変身しますので、ぜひ試してみてくださいね♪
その一手間とは…
干す事。
食べ終わった皮を適当な大きさにちぎり、ざるなどに乗せて天日干しします。
硬くカラカラになるまで干したら出来上がり。
4、5個ぶんの干した皮を目の細かいネットに入れたら1回分の入浴剤の完成です。
キッチン用のゴミ受けネットが便利ですね。
(温州)みかんの皮を干したものは「陳皮」(チンピ)と呼ばれ、生薬として漢方薬で使われています。
内服だけでなく、今回ご紹介のようにお風呂に入れて使っても簡単に効能を取り入れることができるんですよ。
理由は・・・
☆みかんの皮に含まれる「リモネン」
柑橘系の皮に含まれる香りの成分です。
神経を正常に働かせるための細胞を活性化し、不安やストレス等を取り除くのに非常に有効と言われています。
リラックスしたいお風呂にはぴったりの効果ですね。
その他、テルピネオール、リナロール成分なども含まれています。
☆陳皮の生薬薬性は「温」
穏やかに体をあたため、新陳代謝を促すとされています。
《注意事項》
・柑橘系の皮には「光毒性」と言う、日差しと反応して刺激となる成分が含まれます。
湯上りに直射日光を浴びないで下さい。
・皮の残留農薬が気になる方は、皮を水洗いしてから干して下さい。
効果を少しご紹介しましたが、いつもは捨ててしまう素材がこんなにもパワーを持つなんてすごいですよね。
取り入れやすいこの季節、試してみてはいかがでしょうか♪