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naoco inoue

のいふぁるべ

2017.12.12 05:31

ほぼ毎日ツイート及びFacebookの投稿をしていたのに、また長いこと沈黙していまい、ごめんなさい。

ひょんなことから葬りさっていた(つもりだった)過去と再会し、内にも外にも動きがあり、『A Course in Miracles』と格闘していたこともあり(これについては次回の記事ででも、また詳しく書きますね)、あっという間に日々が過ぎていました。

ごめんなさい。


私は中高6年間キリスト教の女子校へ通っていました。


多感な時期だったので、なんというかまぁ、辛い思い出が殆どで、20年以上そこへ行くことはなかったんですが、先日、あまり深く考えず母親に誘われるまま、娘のゆーわんを連れて母校のバザーへ出かけました。


久しぶりに入る母校。

変わらぬ校舎、変わらぬ樹々や校庭、懐かしい制服をまとった現代の乙女たち。

ひとり隠れてタバコを吸っていたトイレはずいぶん綺麗になってたけれど…(笑)


卒業して26年。

当時はSNSも携帯もなかった時代です。

私は友達が少なかったこともあり、卒業後は誰とも連絡を取らないまま26年という歳月が過ぎていました。

なのに。

何千人もの卒業生がいるはずなのに、同級生やもう退職された先生方に再会し、みんなちゃんと私のことを覚えていてくれたんです。

衝撃でした。

かなりの衝撃でした。

ずっと、自分は勉強も運動もできない、誰からも愛されていない、出来損ないのダメ生徒だと思ってたから。

暗い過去ばかりだったはずなのに、少しずつ蘇る、懐かしい、楽しい思い出。


過去に対する意味付けは、自分自身に責任があるのだな…と、あらためて実感。


数日後、私は同級生のHさんとランチを

食べていました。

彼女は友達の少なかった私に、いつも優しくしてくれた、忘れられない人です。

で、色々と懐かしい話をした後、彼女が自宅に手作り作品を販売するお店を持っていることを話してくれました。

カフェを出た後、そのまま彼女のお店へ向かい、そのまま私の作品も販売していただくことに。

そしてお店にディスプレイされていた可愛いコート(彼女の2人の娘ちゃんが着ていたもの)までいただいて、沢山たくさんの幸せな気持ちを抱えて帰ったのでした。


帰宅後、コートのブランドを見てびっくり。

「こんなええコートもらってよかったんやろか…?」

彼女は帰国子女で英語はもちろん、お勉強のちゃんとできる人で、ちゃんと旦那さまがいて、とってもお洒落な素敵なお家に暮らしてて、何というか、私にはとーっても羨ましい人なんだけど、全然恩着せがましさとかなくて、なんかね、カラッとしている。

昔から、あっけらかんとしたあたたかさで、友達の少ない私にいつも優しくしてくれたんだよなぁ…

30年近く経った今も、まるで変わってないのだなぁ…

で、なんか色々思ったのです。

私の過去も世界も捨てたもんじゃないなぁ…と。

ま、その「私の世界」とやらを捨て去る為に日々『A Course in Miracles』と戦っている訳なんですが…(苦笑)


昨年、生まれ育った愛する街、神戸で初めての展覧会を開催することができました。

そして今年、愛する神戸で初めて、作品をお店に置いていただくことになったのでした。

京都ではいろんなお店にお世話になったけど、そういや神戸では初めてばかりなのよね。

うん、神戸っ子としては嬉しい限り。


Hさんのお店の名前は『のいふぁるべ』という名前で最寄駅はJR摂津本山駅です。

沢山のママさん達が作った手作り作品が小さなスペースにギュギュッと詰まった、とっても可愛くてセンスの良いお店。

そしてどれもめっちゃ安い。

私はこのサイトの「online store」で、自分の作品に超傲慢チキなお値段をつけさせてもらってますが(売る気あるんかい!?苦笑)、さすがにここではゼロが2つほど少ない可愛いお値段の、小さな作品を置かせていただいてます。

お店は時々しか開かないみたいなので、こちらのブログ↓

をチェックしてみてくださいね。


写真はHさんからもらったコートをモデルのように着こなすゆーわん♡

どんだけ心の筋トレしても、まだまだ親バカだけは治らんわ…(笑)


街も気温も、もうすっかりクリスマス。

今年は大好きなサッチモの歌うクリスマスソングでも貼っときましょか♪

年内もう1回、記事の更新できるかしら…?

うーん…

一応、言っておこう。


「みなさま、良いお年を☆」


naoco