よもやま話12 蒸留所の幽霊
下閉伊川を上流に向かって歩いていると、”腹台の淵”あたりで、若い女性に話しかけられた。
女「この手紙を物見山(遠野)の中腹にある沼に持っていってはもらえませんか?」
女の話だと、沼で手を叩けば、宛名の人が出てくるだろうと言う。
いぶかしく思ったが、請負った。
請負ったものの、受け取った手紙が何か心に引っ掛かる。そんなとき、巡礼の僧に出会ったので、呼び止め、手紙を見せて相談した。
僧「これは良くない。これを持って沼に行けば、大きな災いがあなたに降りかかる。書き換えてあげるから、これを持っていきなさい」
これを持って沼に行き、言われたとおり手を叩くと、若い女が現れて手紙を受け取った。そして、
女「これはお礼です」
と、小さな小さな石臼をくれた。
この石臼を家に持ち帰り、米を一つ粒入れて回すと、下から黄金が出てきた。この宝物の力で、家は僅かばかり裕福になったが、妻が欲深く、ある日、大量の米粒を石臼に入れたところ、石臼が高速で回転し始め、転がり小さな沼に落ちた。
(´・ω・`)ショボーン
上記は遠野物語にある話を適当に書いたものですが、この話には、
「西欧にも似た話があるが、偶然の一致だろうか」
と言う一説が、最後に補足されている。
こんにちは、おばQです。
西洋の童話には沼や湖がよく出てきますが、水はウイスキー作りに欠かせないもの。だから、何か怪談があるのでは無いかと調べてみました。
ポート・エレン(閉鎖)
ポート・エレンに1人の泥棒が入り、樽の酒を盗み飲みした。酔っ払った泥棒は、最寄りの窓から帰ろうとしたが、2階の窓であったため、転落死した。それ以降、たまにこの泥棒の霊を見て驚く人がいる。そんなことがあって、彼が転落した窓はレンガで塞いだ。
ジュラ島
1781年に島の蒸留を禁止したレアード(領主?)が、その29年後、ベットの上を漂う年老いた女の霊を見る。この霊は「ウイスキーが不足している」と腹を立てる様子で、レアードは恐怖から、密造業者が古く使っていた洞窟に蒸留所を作ることを許可した。
この蒸留所は、今は無いが、年老いた女の霊を癒やすため16年物のウイスキーを洞窟に残している。
グレンモーレンジ
ある日、モルティングフロアの壁紙を"全て剥がれる"と言うことが起き、この不可解な現象は、ホワイト・レディと言う霊の仕業とされている。
※関係者談
「昔は、24時間体制でマッシュを管理していたから、仮眠の寝過ごしは許されなかった。だから、何かの脅威を設定する必要があったのだろう」
ボウモア
アイラ島の作家のベンが、夜中に家に向かって歩いていると、家から少し離れたところに、動く頭の無い騎手のシルエットを見つけた。恐ろしくなりながら、家に入ると、付けた覚えが無いロウソクが消え、テーブルには、覚えのないボウモアの空き瓶が置いてあった。恐ろしくなったベンはボウモアの瓶を捨てた。
後日譚、散々話しが広まったあと、ベンの兄が、「犯人は俺だ」と名乗り出て、ベンは赤っ恥をかいた。
「怪談じゃねーし」
( ゚д゚ )クワッ!!