再現性
2017.12.12 14:09
12月10日(日)に新潟県統一模試が実施されました。
この時期になってくると、受験勉強が本格化してくるので、実力の差は縮まってきていると思います。
しかし、その「実力」を出し切れることができる人とそうでない人の差は何か。
それは、日々の学習の「再現性」。
学習塾は、テストや模試で日々の学習を「再現」するために必要な考え方や解法を伝えています。
例えば、中3数学の相似。
全力塾では、「相似」は
「ピラミッド」と「ちょうちょ」を探せ!
と伝えています。※全力塾 映像授業システムより抜粋。
まず、「何をするのか」を再現できたか?
それが実力を出し切れたかどうかの差ではないかと思います。
日々の勉強とは、
テストや模試、そして本番の入試で
「再現」するためにするもの。
危険なのは、
目的が「提出」や「繰り返す」になっている勉強です。
入試だけでなく、毎回の定期テストも同じです。
何回も繰り返す、と言われたから繰り返す。
提出すること、と言われたから提出する。
そういう人はある程度まで点数は取れるようになりますが、ある一定のラインから取れなくなります。
繰り返すことが、本番での再現性につながっているか。
提出することで、再現性のために的確なアドバイスをもらえる。
そうやって頭を使うことが「勉強」。
また、「再現性」を出せる勉強をしている人の共通点は、
メモをとる人です。
このメモも、
「ただ言われたことをメモする人」と
「自分の再現性のためにメモする人」で
差が出ます。
メモの大切なところは、
「メモをすること」ではなく、
「メモを見返すこと」です。
これが「再現性」につながる。
次回の模試、テストで日々の勉強を「再現」するためにできることは何ですか?
まずは、そこから考えてみよう。