10歳、サバを読んでみる。
健康長寿の方、最近ほんとうに増えていますよね。
この本の著者、笹本恒子さんもそのひとり。
見た目も中身もとにかく若い!
マイナス30歳と言われるのもまったく違和感がありません。
現在は108歳になっておられると思うのですが、ネット情報によると(健康長寿ネット)まだまだ現役でご活躍のようで、人生の先輩として見習いたいところがいっぱいです。
まずは
ちゃんと食べて、ちゃんと歩く。
ご長寿さんの常識、やっぱり笹本さんもお肉が大好き。
そしてとにかくよく歩く。徒歩30分圏内は当たり前に歩くんだとか。
みだしなみに手を抜かない。
素敵なご長寿さんは、やっぱりおしゃれ。
笹本さんは姿勢がよく、手作りしたという洋服を颯爽と着こなしてらっしゃいます。
年齢を悟られずに生きる。
なんと、96歳まで年齢を一切言わなかったという笹本さん。
(公表して以降、たちまち注目を集めて大ブレイク!)
なぜかというと、それはバリバリ仕事をしたかったから。
日本初の女性報道写真家であり、途中ブランクはあるものの、ずっと仕事をするためには、女性で、高齢で、となると信用してもらえないことが多々ある。。
確かに、いくらキャリアがあっても、70、80というと、大丈夫?ちゃんとできるの?って思われそうですよね💦
なので、年齢を言わないことは、仕事をずっと続けるため、ずっと現役でいるための自分への約束事としてこられたそうなのです。
「年齢を伏せて生きるってけっこう大変なこと」と笹本さんはおっしゃいます。
年齢を決して言わないってことは、常に「あの人ほんとはいくつなんだろう」って推測されるってこと。
見た目はもちろん、ふとしたしぐさ、行動、会話の中身・・・
見た目は若いけど、背中が曲がってておばあさんぽかったら台無し💦
なので笹本さんは、いつどこから見られても、年齢を悟られないための努力をしてこられたそう。
背筋をピンと伸ばす。大きな歩幅で颯爽と歩く。「疲れた」は言わない。
でもいくら隠しても、うっかりバレそうな場面だってあります。
たとえば公共施設や映画館など、シルバー世代にはお得なパスがあったり、お得な値段設定になってたり。
それをもちろん利用したいけど、笹本さんは人と一緒のときは通常の金額を払うことまでしておられたんだとか。
ふーむ。長年生きてきたご褒美のような「お得」を捨ててまで・・・なかなかの覚悟がいります。
そんな笹本さんの幸福論を読んでみて、実年齢ってなんだろうって、ふと思いました。
今まわりを見渡しても、実年齢ってほんとわからない人、増えましたよね。
お肌に気をつかう人も増えたし、プチ整形も抵抗なくなってるし、メイク道具も進化してるし、そのノウハウを伝える動画も探せばすぐに見られるしで、見た目がとにかく年齢不詳。
健康情報やグッズはどんどん新しいのが出てくるし、ちゃんと食べて、ちゃんと運動するし、ジャニーズやK-popアイドルにときめく人だっていっぱい。
そう!
今を生きる女性はほぼ、実年齢より若く見える!
と思いませんか?
私も出会った人にしょっちゅう言ってますもん。
「えー、見えないわー。もっと若く見える」って。
なので、笹本さん流にその心意気でいくために、自分の決めた理想の年齢でもういっちゃっていいんじゃないかと。
マイナス10歳のつもり(というかめざす)なら、その年齢を人に言ってみる。
「わたし、いま◯◯歳なんですけどね」
・・・うわー。。
今そのシーン想像してみたけど、思った以上にハードル高いわー笑
「え、こいつ嘘ついてる?」みたいな顔されたら、立ち直れない笑
マイナス2歳ぐらいにしとこかな。
あ、これぐらいのやつって、昔から「サバを読む」と言いますね笑
今はもうサバを読むぐらいじゃダメ。
やっぱりタイ並みに、マイナス10歳ぐらいの心意気でいかないと!
本気でマイナス30歳に見える笹本さん、あらためてスゴイです😆