茶道と心の余裕

普段効率を考えて、時間ごとに区切って行動をされる方が多いと思います。

いかにたくさんのタスクをこなしていくか、仕事をする上ではとても重要ですよね。

「この仕事は10分でできるから、10分後に他の仕事を入れて・・」

私も以前は営業職として働いていましたし、分刻みでスケジュールを組みその通りに仕事を終えられたときにはとても満足感がありました。

でも一方、毎日そのスケジュールが続くと疲れきってしまいタスクを終えるための1日になってしまっていました。

そんな疲れた時、茶道のお稽古時間は私の心に余裕をもたせてくれました。

お稽古の前は体が疲れているのですが、お稽古をしていくと心が落ち着き終わるころには

頭がすっきりするのです。

いつも顔つきが変わったと言われますが、最近は私もお教室にこられる方のお顔をみてわかってきました。

茶道のお稽古の時間は、瞑想と同じ効果があると言われています。

指先、姿勢に注意をし、茶室の静けさ、この時間を通して心と体がすっきりしてくることを体感されると思います。

私はお仕事で疲れた心と体のオアシスになる時間だと思っています。