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大先生が教室へ

2017.12.12 08:45

大阪教室にむかうため、梅田を歩いていると

先生(母)とばったり会いました。

先生は自宅に帰る所、私はお稽古にむかう所でしたがそのまま大阪のお教室に先生が来られることになりました。


三日月茶道教室は基本的に私一人ですので、先生は中々お稽古場には来られません。

お教室開始前に来られたものの実際に始まってからは来られていませんでした。

先生が来られるとなると私はもちろん緊張します。お教室内のこと、お稽古にむかう心構え、生徒さんへのお話しの仕方など指導頂く点がとてもたくさんあります。

そしてもちろん、お稽古に来られている皆様も緊張されることと思います。


今日来られたK様。いつも笑顔が素敵で、秋頃からお稽古に来てくださっています。

大先生(母)は、K様が緊張されないようお点前の間は目の前には座られず目線をはずされていました。


お点前後、

大先生「とても丁寧でてんぽもいいですね、お稽古何回目ですか。」

K様「5回目です。」

大先生「5回目でそれだけ出来てたら、とても素晴らしいですね。ちゃんと教わってます。」

私「ありがとうございます。」

「Kさん、本当に一つ一つの作法がとても丁寧で今までで一番素晴らしかったです。

だからさらに細かい点を今日お伝えしました。」

とお話ししました。


以前からも、このようなやり取りの経験は何度もあるのですが、何度経験しても生徒さんが褒められると、自分が褒められる何倍も嬉しいのです。


でも決して褒められるためにお点前をするのでもなければ、お点前を覚えている、覚えていないも全く関係がなくて、お道具を丁寧に扱っている、ひとつひとつの作法を丁寧にしている、その積み重ねがてんぽのよいお点前になるのではないかと思います。


K様お疲れさまでした、貴重な機会になりましたら嬉しいです。