お菓子の運びかたにも理由があります。
2017.12.11 10:01
茶道のお稽古の中で、お客様にお菓子をお出しする作法を学びます。
両手をそろえ菓子器をもち、お客様の目の前に座ります。
畳のへり手前側に菓子器をおき、膝に手を戻し、2歩座ったままさがります。
下がったのちに、お客様のお辞儀をします。
2歩下がるには、理由がありまして、運ばれた方のお顔がお菓子の上にかからないように
するためです。
お客様がいただかれるお菓子ですから、最後まで丁寧に運んでおります。