【浅草①049】浅草七軒町
2017.12.14 15:31
町番号:浅草①049
町名:浅草七軒町
読み方:あさくさしちけんちょう Asakusa-Shichikenchō
区分:俗称→町丁
起立:江戸期
廃止:1964(昭和39)年9月30日
冠称:1911(明治44)年5月1日から1947(昭和22)年3月14日までを除く期間と1963(昭和38)年12月31日まで「浅草」
現町名:台東区元浅草一丁目
概要:華蔵院は「宝光山」と号し、天台宗新堀東光院の末寺で、古くは田所町にあったが、1645(正保2)年、三味線堀七軒町(浅草新寺町)に移転し、「浅草華蔵院門前」という門前町が開けたが、そこは「七軒町」、「新寺町」と通称されていた。当町前身には饅頭のように丸い華蔵院豆腐を売る店があった(続砂子)。
1872(明治5)年4月、浅草華蔵院門前、下野宇都宮藩戸田家7万7千石、出羽松山藩酒井家2万石の屋敷跡が合併して起立。同年の戸数98・人口422(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府浅草区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市浅草区に所属。町域の半ばは府立第一高女(現・東京都立白鴎高等学校)が占めていた。1943(昭和18)年7月1日、東京都浅草区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都台東区に所属。
1964(昭和39)年10月1日、住居表示の実施により、元浅草一丁目に編入となり消滅。
撮影場所:浅草七軒町