【浅草①067】浅草金龍山下瓦町
2017.12.14 16:18
町番号:浅草①067
町名:浅草金龍山下瓦町
読み方:あさくさきんりゅうざんしたかわらまち Asakusa-Kinryūzanshita-Kawaramachi
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1911(明治44)年4月30日
冠称:「浅草」
現町名:台東区浅草七丁目
概要:起立年代は不明、聖天宮(金龍山本龍院)の鎮座する待乳山下。隅田川沿いに位置する。町名は嘗て瓦を焼いていた場所に因んだ。但し、浅草の同名の町(浅草瓦町)と区別するため「浅草金龍山下瓦町」と称した(備考)。化政期(1804~1830年)の家数131軒(町方書上)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年の戸数142・人口604(府志科)。
1878(明治11)年11月2日、東京府浅草区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市浅草区に所属。1911(明治44)年5月1日に冠称を外し、さらに「金龍山瓦町」と改称し消滅。
後身の金龍山瓦町は、1943(昭和18)年7月1日、東京都浅草区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都台東区に所属。1948(昭和23)年、浅草聖天町に編入となり消滅。但し、『角川日本地名大辞典』にはそうあるが、昭和30年代発行の地図にも「金龍山瓦町」とあるため、詳細は不詳。1947(昭和22)年3月15日から浅草聖天町に編入され消滅するまで「浅草」を冠称。
撮影場所:浅草金龍山下瓦町