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yoyo

ことば

2022.04.21 13:55

『カステーラのような明るい夜』に続き岩瀬崇『ことばの途上』を読んでいる。前書きに、


本著に並べられる「ことば」は、エッセイや詩の形式を取ることもあれば、評論や格言めいたもの、時には書物からの引用文まで含んでおり
P10


とあるように、さまざまな形式のことば(日常風景をすくいとったものもある)が収められている。『カステーラのような明るい夜』もまた、日記のように日常から立ち上がったような詩が多くあり、日記と詩は、というか日記とその他の形式の文はどう違うのだろう、今まで自分は「日記を書こう」とか「小説を書こう」とか「短歌を詠もう」とか、形式がまずあって、そこから言葉を考えていたと思い至る。


それはそれとして続けていくとして、形式以前のもののまま言葉にするという作業をする場も欲しくなり、ここをそういう場として使っていこうと思った。生活の記録をする日もあれば、自分の考えをまとめたり言葉の練習をしたりする日もある。とここまで書いて、今までと変わらないかもしれないと思ったりした。


そしてこの日記を春夏秋冬ごとに編集してフリーペーパーにしよう、そして書店さんに置いてもらうようお願いしようと決める。今までこの日記は小説を書く補助のように考えていたところがあったけれども、これもまた一つの作品だという姿勢で、日々この場所について考えながら書いていこうと思う。