パソコンができない若者
先日、SNS上で「パソコンができないのにIT業界に来る若者」に関する投稿が話題となりました。
IT業界は慢性的な人手不足の状況なので、良い条件を提示して人材を募集しています。
その結果、『良い条件の会社に入りたい』という若者が、パソコンができないのにIT業界を志望してしまうようです。
少し上の世代の方は『若者はみんなパソコンが使える』と思っている方が多いのですが、ある調査では『学生の7~8割がろくに使えない』そうです。
これは私も日々実感しています。
お父さん、お母さん、「うちの子は学校で習ってるから♪」とか「スマホを使わせてるから大丈夫♪」なんて安心しないでくださいね。
今や小学校でもパソコンの授業がある時代ですが、現在の小学校・中学校・高校で行っているパソコンの授業では「使えるようになる」のは無理かなー、と思います。
はっきり言ってしまうと、ちょっとずれてるんですよね。
以前、学校の先生を集めてパソコン研修をさせていただきました。
先生も本来の授業の上に、パソコンまで習得して子ども達に教えないといけないなんて大変ですよね。
・・・というか無理ですよね。
そもそもパソコンを教えるって、結構大変で、ちょっと研修してできるような簡単なことではない、と私は思います。
それと学校にあるパソコンは古い!
現在Windows10が入ってる学校ってどれくらいあるんでしょうか?
古いパソコンで、失礼ながらパソコン素人の先生が教えたところで、そりゃあ子ども達使えるようにはなりませんよ・・・。
先生が悪いんじゃないんです。
先生にパソコンを教えさせようとするのが悪いんです。
もっと上の人がね、この現状を知って、最新の技術や知識を持っているIT業界の専門家にパソコンの授業を任せればいいと思うんですけど・・・無理でしょうねー。