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さんそんが ユく

露土緊張と日本の対中戦略【国防】

2015.11.27 12:16

どうも皆さん、さんそんです。

先日、トルコ軍が領空侵犯したロシア(以降”露”)軍戦闘機を撃墜し、
昨日、シリア北西部で救援物資を載せたトルコの車両を露軍が空襲したことを受けて

露土両国間の緊張が高まっているということはご存じだと思います。

「え、知らんぞ!」という方は↓のリンクからどうぞ!

18世紀の露土戦争の頃から両国の対立は激しいですが、これにより欧米諸国は

対露政策、テロ・IS対策、難民対策

という3つの喫緊な課題が同時に深刻化してしまいました。


今日の主題は「日本の対中戦略」ということですが、実はこの欧米諸国の状況によって、日本はより覚悟を持って対中戦略を進めていかなくてはならない、そう自分は考えています。


欧米諸国から見れば、喫緊の課題は先の3つであり、中国の東・南シナ海への進出は二の次。

唯一対応できるのは極東アジアに軍事力を配置しているアメリカのみです。

本来であれば、中国の拡大政策は国際法に違反しており、アジア地域での緊張を高める重大な問題ですが、西欧諸国の関心の優先度が下がることで、自ずと国際世論の関心も下がってしまいます。

よって、日本は対中国に対してアジア・オセアニア諸国と内向きなアメリカと共に対処せざるを得なくなるということです。

日本国内ではよく対中戦略の一つとして「国際世論を味方につける」ということが叫ばれています。しかし、これがそれほどの効力を発揮し得ないというのは、西欧の関心低下を見れば明らかです。

また、アメリカは中国の南沙基地の12海里以内に駆逐艦を派遣するなど行動を起こしてくれていますが、オバマの後継大統領次第では対中戦略が一変する可能性も秘めています。
最悪の場合、”中華帝国”に対して日本は独力でもって対処するほかない状況が今後生まれる場合があるということです。

そのためにも、

国防に関する憲法・法律の改正
スパイ防止法の速やかな成立
防衛費の増額

これが日本が国内で対処できる喫緊の国防問題と考えます。


中には「自衛隊は違憲だからいらない!」「軍隊があるから戦争が起こる!」と仰る方もおられると思います。

是非、この国の歴史をググってみてください。

ルクセンブルク

現在NATOに加盟している欧州の国家であるこの国は、過去に非武装を唱えたためにWWⅠ、WWⅡで国土を蹂躙され、”通り道国家”と揶揄されたこの国の歴史を知ってなお、同じことを考えるようでしたら、コメント欄まで是非ご投稿ください。


百年兵を養うは、ただ平和を守るためである

元日本帝国海軍連合艦隊司令長官 山本五十六大将


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